使える人間になろう

使える人間になろう

はじめに
新年度が始まって一か月がたち、新社会人や新入生の皆さんは新しい環境に慣れてきたころだと思います。

職場だったり、学校だったり、どんな環境でもチームを組んで仕事をこなすことはありますよね。

そうすると、要領のいい使える人間と反対に要領の悪い使えない人間に分かれます。

使えない人間、ほかの人に任せれば難なく終わるような仕事に時間をかけてしまい、さらにはミスを連発、完成度も低い…

でも本人は一生懸命にやっているんですよね。

だから周りも指摘しにくいんです。

「なんでこれくらいのことができないんだ」と周りはイライラですが、本人は気づいてすらいない…

そうなってくると当然チームとしてのまとまりも崩れていきます。

要領のいい使える人間と反対に要領の悪い使えない人間、何が違うのでしょうか。

そこから考える、使える人間へのなり方、使える人間の育て方を考えていきたいと思います。

まずは使えない人間の特徴から

上のことを考えるためにまずは使えない人間の特徴を見ていきましょう。

私、今は使える人間ですとまでは言えませんが、昔は超使えない人間だった筆者です。

あげていくと昔の私の自己紹介のように見えてしまいますが…

1.指示されたことを真面目にやります。

2.真面目にやっているから自分は正しいと思っています。

3.全体の中で起きた失敗はいい加減に仕事をした人のせいです。

4.真面目にやっている私が怒られるなんておかしいです。

5.私はこれが正しいと思うので否定しないでください。

これを見て何がわかりますか?

使えない人間というのは真面目に頑張っているんです。

そして、真面目に頑張っている「自分」に自信を持ち、うぬぼれているんです。

自分は正しい、周りのやり方は間違っている。

すべて人が悪いんですね。

そう考えてしまっているから、指摘しても、注意をしても、意味がないんです。

周りからの指摘・注意よりも自分が正しいと信じ込み、変えようというつもりはなく、その話を聞き流してしまうんです。

使える人間になるためにまず大事なこと、それは悪い出来事はすべて自分責任だという認識を持つことです。

そして、自分は使えない人間なんだと自覚を常に持ち、それを意識しましょう。

上司や先輩に怒られたら、素直に耳を傾けます。

自分が正しいと思っていることがすべて正しいわけではありません。

相手の考え方と自分の考え方が違うときは、相手に合わせるという選択肢も持ちましょう。

これを注意するだけでも人間は大きく変わります。

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使える人間はここが違う

まず、使える人間ってどんな人でしょうか。

頭のいい東大生でしょうか?

残念ながらそうとは限らないんですね。

頭がいいことに越したことはないですよ。

でも、バカでも使える人間はいます。

反対に頭が良くても使えない人間だっているんですがね...

使える人間というのは要領がいいんですね。

ものごとで何が大事なのかをつかむのがうまいんです。

そして何か問題が起こったときは人のせいにしません。

かと言って、基本的には自分のせいにもしません。

お互いが悪くない形にできるように根回しをするんです。

そうすることで、誰も悪くない状態、またはみんなが悪かったんだという状態に持っていくんです。

だけど、どうしようもない状態になりそうなときは一番に責任をかぶります。

そして、全体への影響が少なくなるように根回しをするんです。

そう、使える人間は「根回し」を上手にするんです。

会議の前や計画を進める前に、上司に声を掛けておいたり、周りの人間が先を見通せるように計画を説明しておいたりして、物事が円滑に流れるようにするから仕事が早まります。

だから仕事ができる人間と呼ばれるんです。

さて、使える人間になるための必須条件である根回しとはどのようにすればいいんでしょうか。

効果的な根回しの仕方

仕事を円滑に進めるために根回しですから、意味があるものでなければなりません。

いちばん効果的な根回しは相手に頭を下げてお願いすることです。

その際に、お願いしますと頼みつつも話の中で、先の見通しが建てられるようにします。

例えば2週間後までに契約を結びたい仕事があるとします。

ストレートに契約してくださいと言ったってうまくはいきません。

そういう場合はこのように声を掛けます。

「実は私どもとしましては2週間後までに契約を結びたいんです。急ぐ形となって申し訳ありませんが、本日から3日後にはこの段階に、1週間後には詰めるところまでもっていかせていただけませんか」

根回しをするときは低い立場でお願いする立場です。

あくまでもそのお願いを受けての決定権は相手が持っています。

ですが、お願いされた側は、低姿勢で物事を頼まれると答えてあげたいという心理が働きます。

その心理に先を見通した計画性が重なればとても効果的な根回しができ、使える人間に近づけます。

使える人間は皮肉がうまい

使える人間は頭の回転が速いんですね。

だから皮肉がうまいんです。

皮肉というものを、ひらめいて言葉にするのはなかなか難しいものです。

皮肉のやり取り、例えばこんなものがありますね。

上司に企画書を持っていきます。

すると、この企画書は「ピーマンみたいだね」と言われました。

頭の回転が速い使える人間はこんな表現をうまくやります。

「ピーマン」の意味は分かりますよね?

中身がない、中身がスカスカといった意味ですよ。

このような皮肉を言われると、使える人間と使えない人間で反応が分かれます。

使えない人間はまずこの皮肉に気が付きません。

だからなんとも思わないんです。

これは使えない人間のなかでもトップクラスの使えない人間です。

もうひとつ使えない人間のパターンがあります。

それは、これに対してキレてしまう人です。

自分が中身のない企画を出したから受けた発言なのにキレてしまうのは当然間違っていますよね。

責任は自分にあります。

使える上司に皮肉られた使える部下ならどうするか、皮肉にはさらに皮肉を混ぜて返します。

皮肉を言う人は自分が皮肉られることでブチ切れることはまずないです。

「ピーマン」と言われれば中身がないんですよね。

だから中身を詰めればいいだけなんです。

「申し訳ありません、ピーマンに肉を詰めてきますので時間をください」ととっさに反応できればいいですね。

もちろん「肉を詰めすぎるなよ」などといったさらなる皮肉返しだってありますから、会話を盛り上げることができます。

そうすることでお互いに気分よく、またいい関係も構築できます。

これをとっさに思い付ける頭の回転の速さがあれば当然使える人間ですね。

仕事だって早いです。

でもやはりこれは難しいです。

皮肉で返せないときはどうするのかを書いていきます。

皮肉で返せなくても

上記のストーリー、責任は自分自身にありますからひとまず謝罪は必要ですね。

そして、「ピーマン」の意味が分かっていること自然と伝えます。

例えばこういう返し方がありますね。

「申し訳ありません、中身がないようですのでもう一度詰める時間をください」

こうすることで、上司の話をちゃんと聞き、また理解していることを上司は自然と確認ができます。

また自分にとっても、解釈が間違っていないかをチェックすることができます。

自然に皮肉が言える人間は確かに使える人間ですが、周りが理解しないと意味がありません。

優れた人にストレートにものを言われた時は自分をもう一度見つめてみましょう。

物事の本質をつかむ

使える人間は物事の本質、つまり大事なところをつかむのがうまいんです。

ここは必要な大事なところだ、ここはいらないどうでもいいところだと、何が大事で何が必要なんだと判断できる力を持っています。

これは小論文で試される力と似ていますね。

部活動を経験した生徒が推薦入試に強いのは、部活動経験を通して使える人間に育ったからなのかもしれませんね。

ではこの記事の最初の4文(使える人間は~なのかもしれませんね。)の本質はどこでしょうか。

もちろん小論文がどうこうのところではありませんよね。

使える人間は大事なところをつかむのがうまいというところですね。

大事なところを自然とつかみましょう。

そんなことを言われてもこまりますよね。

どうすればその力はつくのでしょうか。

まず、人の話を聞くときやインターネットで記事を読むときに話し手が伝えたいことは何なのか、筆者が書きたいことはなんなのかを考えるのを意識することを続けてください。

これを意識することを続けていくことで自然と力はつくものです。

この人の言いたいことは「結局は○○」というのをつかんでいきましょう。

この「結局」をつかめばその人の考え方の方向性がつかめます。

仕事の場合だと、その人の求める方向性が見えてきますから、相手が喜ぶものを提供することができます。

その積み重ねで周りからの評価は上がっていくのです。

無駄なところにこだわらない

話をしていれば言葉の使い方が間違っていたり、記事を読んでいると誤字脱字があったりしますよね。

私もよくしてしまうんですが...

こういったときに使えない人間ほど、話を止めて鬼の首を取ったかのように指摘するんですね。

もちろんミスしたほうが悪いですよ。

でも、それのために話を止めてしまっては話の本質をつかめなくなってしまいます。

話の本質とは関係のないことにいちいちこだわることは意味がありません。

話し手の言いたいことが伝われば問題なんてないんです。

そんなことに時間を割くのは無駄なことです。

当然ですが大事な資料の誤字脱字は本質をきちんとつかんでから指摘してくださいね。

また話し手が言葉の使い方を間違っていることに気が付いていない場合は、話が切れてから指摘してあげましょう。

いくら完璧な内容でも、そういったミスがあると相手に絡む隙を与えてしまいます。

またミスの指摘で内容に関する議論の時間も奪われてしまいます。

要は揚げ足を取るのではなく、本質とは関係のない指摘は必要以上にしないことを心がけましょう。

使える人間を育てよう

世の中には「ゆとり世代」という言葉があります。

そして「ゆとり」をバカにする風潮があります。

「ゆとりは使えない」とか「ゆとりは根性がない」とか「ゆとりは何を考えているかわからない」だとかをすべて「ゆとり」ということばで片づけられてしまっています。

本当にゆとりだからだめなんでしょうか。

だめだ、だめだとおっしゃるわりに、ダメなやつだけど育ててやろうという人は少ないですよね。

何もせずに批判をする無責任な大人たちがたくさんいる世の中です。

いわゆる「ゆとり」を含め、ダメな使えない人間を使える人間に、せめてマシな人間にするにはどうすればいいんでしょうか。

それにはもちろん育て方というものがあります。

その方法を書いていきたいと思います。

怒鳴ることに意味はない

人を育てる立場に立つというのは、育てられる立場より上の立場になります。

上に立っていることに間違いないのですが、何を勘違いしたか下の者に対して威張り、怒鳴るような人がいますよね。

これは非常によくない人の育て方です。

威張ったり、怒鳴ったりは育てられる側には何のメリットも生みません。

ただただ余計な恐怖を与えるだけで、「怒られないためにに○○をしよう」という思考回路に縛ることになってしまいます。

そうすれば自由な発想を奪いますし、一緒に何かをして楽しいといった感情も抱けなくなります。

威張ったり、怒鳴ったりは上位に立つ者の自己満足でしかありません。

人を育てるときには当然指摘しないといけないことは出てきます。

そのときは相手の様子を見てみてください。

失敗に気が付いているのか、原因まで理解しているのか、今後はどういった点に気を付けるべきなのか、それを本人がどこまでわかっているのかを様子を見て判断してください。

そして、わかっていないことは教えてあげてください。

教えるといっても教え方があります。

怒鳴らないといったことは当然として、なぜいけないのか、どうすればよかったのかなどを本人が考えられるように誘導しながら教えていきます。

自分は悪くない、正しいことをしているつもりだという思考の人が多いです。

やさしく誘導し、問題点を本人に気が付かせることがポイントです。

本人の頭で考えさせ、理解させることが重要になります。

育てる側はもちろん大変です。

ですが、相手をよくしてあげたいという気持ちだけを持ってください。

イライラしたり、腹が立つことはあります。

その気持ちは抑えて、八つ当たりの自己満足には絶対に走らないでください。

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