違和感 2 国会議員の質とお金に関して

違和感 2 国会議員の質とお金に関して

日本をよい国にするには政治家や官僚の力ではなく、国民ひとりひとりの力が最も必要と思います。そのためには先ず国民が目覚めねばなりません。

1. 国会と国会議員

国会は法律の新設や改廃を審議し議決する唯一の機関です。必要な法律を作り、守るべき法律は守り、時代に適合しない法律を修正するのが役目です。議員は法案を審議するだけでなく、自ら法案を作成すると共に時代に合わなくなった法律を見つけ出さねばなりません。

A. 議員のお金に関する事案を国会で決める

議員の歳費、議員定数、政党交付金、公設秘書の数、様々な手当てのように、議員の利害損得に直接関係する事案を国会の場で決めるのはおかしくはありませんか。議員が清廉潔白で自党や自己の利益を考えず、真に国家のために議論し議決する人ばかりだという性善説を前提にしているようです。しかし現実の議員はお金に対しては貪欲と言わないまでも清廉潔白ではありません。中立な立場の第三者委員会で決めるべきではないでしょうか。

B. 政治献金と政党交付金

国民の税金によって政党交付金が議員の数や選挙における得票数に応じて政党に交付されています。そのほか、議員や政党への個人献金や企業団体の献金があります。議員はパーティー券の名目でお金を集めています。

議員や政党への献金が議員の行動や政党の政策に影響しないはずはありません。米国議会におけるロビー活動では大金が動いて政策を左右するようです。日本でも政党や議員への多額の献金が政策へ影響しないはずがありません。

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2. 選挙の仕方

A. 有為な新人の立候補を助ける

小選挙区制になって大政党の候補者が当選する確率が高くなりました。志の高い有為な人材がいても立候補すら容易でありません。たとえ立候補しても当選はなかなか困難です。やむを得ず大政党に入党しても、公認を得るのは容易ではありません。政党に属しない新人には選挙区民に自己を売り込むための特別の自由を与えてはどうでしょう。なお、泡沫候補の乱立を避けるため、教養試験と専門試験を課しその合格者だけが立候補できる制度にすることも考えられます。

B. 当選しやすい候補者ばかりになる

多数の議員を擁する政党においては、優れた議員による真に国を想っての意見も党主流派の意見で無視されるでしょう。米国では必ずしもそうでないようですが、わが国では党で決めた案に賛成票を投じなければなりません。つまり議員は賛成票を投じる単なる駒になってしまいます。そのため、立候補者も人物本位ではなく、二世や三世、あるいは有名人などのように当選しやすい人に限られるようになります。

C. 投票したい候補がいない

国政選挙において当選させたい人がいない場合があります。その場合は不本意な候補者に投票するか、白票を投票箱に入れるか、あるいは投票所に行くのをやめるかです。これでは、適当な候補者がいないという国民の声は表に出ません。本来なら、当選させたい候補者がいないという意思を明確に示したいところです。そして、この意思表示が50%(例えばの数値です)以上ある選挙区では当選者なしとする選挙制度が必要です。

3. まとめ

本稿では国会議員の金銭的な側面に関して違和感を覚える事がらを述べました。

最初に国会議員の定数やお金に関する事案が国会で決められることへの違和感を述べました。自分の取り分を自分できめられるのはおかしなことです。

国民の税金を使って政党交付金という名目でお金が各党に配布されます。これは各議員にも配分されます。この交付金によって企業団体からの献金が廃止される筈でしたが、議員も政党も個人献金や企業献金による収入があります。献金を受けても政策に影響することはないと言いますが、それをまともに信じる国民はいないでしょう。

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