日本人として誇り高く生きよう

日本人として誇り高く生きよう

どんな民族にも、どんな人種にも長所と短所とがあります。しかも長所はいつでもどこでも、どんな場合にも絶対の長所とは限らず、時と場合によって欠点になります。さらに言えば、無理に欠点をなくそうとすると、長所もなくなる場合があります。直そうとするなら、このような加減を見極めることも必要です。

集団にはリーダーが必要ですが、西欧の封建領主のように民を犠牲にして利益追求(われよし)をされたら困ります。しかし、そのような事態になるのは、民の無知が原因の一つかもしれません。民の無知はある範囲内では国王にゆうりですが、外国の攻撃を防御するには国民が無能であってはなりません。

日本人の特徴については著名な先生方が著書を書かれています。本格的な勉強はそれらの良書によっていただくとして、本稿では日本人の特徴と、それに基づく提言を提示したいと思います。

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1. 地勢の影響

国土の地勢から人は影響を受けます。土壌がやせているとか、砂漠が多かったりすると農牧では生活できませんので、通商で生きていかざるを得ません。そうすると弁舌が巧みになり、勘定高くもなり、窮すれば人を欺き略奪する場合もでてきます。日本の地勢はどうかを概観しましょう。

  • 一年が春夏秋冬の四季に分かれ、それらが明確に変化します。四季の変化が明確なことは、人の生き方にも活力をもたらします。季節の変化に敏感になり、自然に対する豊かな感情を抱き、四季折々の自然に感謝し、生活の仕方をそれらに合わせ、生き方自体も勤勉にならざるを得ません。
  • 高山が多いため裏日本には毎年多量の雪が降ります。積雪は豊かな水の源となり、木々や魚などの生物に生きる環境を提供します。
  • 毎年梅雨が訪れます。降雪のない表日本にも、そして裏日本にも、人が生き、水稲などの農業に必要な水をもたらします。
  • 大陸と海で隔てられています。目が覚めたら四周を包囲されていたなどということはありませんし、海水が気温を調節してくれ、漁業資源を提供してくれます。
  • 山の多い地形は様々な恩恵をもたらします。木々が繁茂し、動物が生き、水を蓄え、きれいな水をもたらします。海の生物にも山からのきれいな水が恩恵となります。
  • 南から黒潮が列島に沿って北上しています。古より南からの船による人の移動を容易にしました。宮崎、高知、和歌山、伊豆、千葉、茨城などの県は移動して来た人の拠点となっています。漁業への寄与も多大です。
  • 北からの還流である親潮が列島を南下します。黒潮とぶつかり合う海域は豊かな漁場となります。

2. 人種的特徴

日本人は異なる時代に樺太を経由して、朝鮮半島を経由して、あるいは海路から列島にわたってきた人たちの子孫です。混血も当然あったでしょう。黄色人種ですが、漢人や朝鮮半島の人々とは異なる特性をもっている人たちもいるようです。

2.1高い知能

遺伝学的な根拠は把握していませんが、ユダヤ人に次いで高い知能をもつと言われます。

2.2清潔

身体も当然ですが、衣服、食環境、居住区間、仕事の環境などが清潔です。人々の意識に良い影響をもたらします。

2.3勤勉さ

事物に対して真摯に取り組みます。時間を守り、約束を守り、規律を守り、手を抜きません。その帰結として、不当な利益を挙げることや、騙しなども考えません。

2.4自然の尊崇

山、大岩、大木、川などをはじめ、花などの植物、生きるために役立つ動物を尊びます。決して支配し、従わせるべき対象として見ていないのです。旧約聖書では人が動植物を支配することを神が命じるような表現をしていますが、私はこのような表現は災いのもとだと思っています。

2.5手先の器用さ

日本人だけの特徴ではないかもしれませんが、日本人も手先が器用です。器用さは、ものづくりや文化的活動のすべてにおよびます。

3. 社会的特徴

3.1 談合

地域の問題はそれぞれの部落民が寄り合い集会をして談合し、部落の代表がその結論をもって地域の会合に出て行って決めたようです。そこで結論が得られなかった場合は、再度部落に持ち帰って談合を重ねます。結論が得られるまで、このような談合をくりかえすのです。11月(神無月)に神々が出雲に出かけて不在だと言うのも談合の一形態と思います。

3.2 公徳心

公の規則や決まりを守ると共に、なすべきことをなそうとするのが公徳心です。東日本大震災においても暴動を起こさず、ひたすら耐え、行列に並ぶ姿はその一例です。

憲法が自由や権利を強調していることや、戦後の教育の仕方、家庭における1人部屋の普及、マイカーの普及、社会的な権威が低下することなど様々な理由で個人の自由空間が増え、庶民の公徳心が失われてきたと言われます。企業などでも見つからなければよいとして不正な活動をする例も後を絶ちません。また、マキアベェッリが言うように、資産があって働かなくても生活できる人たちも公徳心よりも自分流の生活を優先するようです。このような変化があったとしてもそれは表面的な変化であり、日本人の心の奥には公徳心が失われてないことを信じています。

3.3 万世一系の天皇制

世界に類例のないことの一つはにほんだけがもつ万世一系の天皇制ではないでしょうか。天皇と他国の国王や君主との違いは、天皇は国民の富を搾取して自分の富としないことです。他国の君主は民を搾取して富を集め、海外に預けるなどして、国民が反乱を起こしたときは海外に亡命しようとします。皆さんは外国に亡命しようとする天皇を想像できますか。外国人にはこの違いが理解できないようです。

3.4 自己主張

全体の中にあっての個であり、個がすべてに優先して上位にあるわけではありません。この認識から欧米はもちろん、中国や韓国に比しても自己主張を抑える傾向があります。個人だけでなく、企業や日本政府でもその傾向があります。強烈な自己主張をしないことを日本人だけの美徳とし、無理に直さない方がよいかもしれません。ただし、無言で耐えるのではなく自己の立場を論理的に主張すべきです。

3.5 白人コンプレックス

金髪碧眼の白人に人種的なコンプレックスを感じる人がいます。そのうえ彼らは自己主張が強く、自国の文化や風習を最良なものとして押しつける傾向が強いので、圧倒されて卑屈な態度になるのでしょう。日本や日本人には誇れるものが多くあります。

4. 欧米人の特徴

欧米人の特徴を概観します。

4.1 闘争本能

肉食のためか日本人に比べて闘争本能は強いようです。数万年間にわたる日本列島の歩みのなかで、激しい闘争心を遺伝子に組み込む必要がなかったほど住み易い環境だったのではないでしょうか。逆に欧米人の場合は、氷河期はもちろん、それに続く氷河の後退期においても、生存するのが大変厳しい環境だったのでしょう。

4.2 自己主張

自己主張が強いのは、神と向き合うのは家族ではなくて個人だからでしょうか。しかしキリスト教徒でなくても自己主張が強い国や国民があるので、宗教のせいではなく民族の生き方なのかもしれません。家族の支援に頼ることなく、個人の力で生きていかざるを得ない社会では、生きるために自己主張をせざるを得ないのです。

4.3 白人優位の考え

ルネッサンスや産業革命を推進した西欧社会は、大航海時代を経て、富を求めてアジア大陸やアフリカ大陸、南北アメリカ大陸の各地に進出しました。キリスト教以外は異教と見做し、自分たちにない物があれば略奪し、異教徒はキリスト教徒に改宗させるべく教え導くという大義名分をつくって支配します。その相手は有色の肌で一見すると体躯も貧弱なことから、思いあがった優越感を持ったのでしょう。相手を理解する努力をせずに自分流儀を押しつけるやり方は傲慢以外の何物でもありません。

4.4 通商の民

農産物や畜産物の生産量は限られます。したがって農業や牧畜の生産で大きな利益を得ることは困難です。お金を得ることに執着する人々にとって、生産や収穫に感じる喜びより、通商で得る利益の方が魅力的なのです。現代では通商による利益より、株式売買や博打的投資に傾斜しています。

4.5 組織化力

事物をシステム化する能力、物事の仕方を規格化・標準化をする能力に長じています。軍の組織、政治組織、コンピュータの組織、パケット通信手順の規格などはその例です。

ところで、組織中の甲という部品は、いつまでも甲という部品のままです。変わるには、甲という部品を辞めて別の部品に成長してから、組織に組み込まれねばなりません。兵は兵のままで士官に昇進することはないのです。

5. 日本の今後のために

5.1 世界史を理解する

世界史を様々な角度から点検し理解しないと判断を間違えます。

例えば西欧社会における民族自決とは西欧社会の国々の中でのことであって、皮膚の色の異なる民が住む国々を含めてはいなかったのです。古代アテネの自由や平等はアテネ市民に限るのであって、奴隷や市民でない人々を含んだものではないのです。第一次世界単線にしろ、第二次世界大戦にしろ、戦争の裏では軍需産業が利益を上げたこと、戦後の復興に利益を上げた勢力がいたことなども含めて世界史を理解しなければなりません。深く理解すれば歴史は過去のことではなく、すべて現在につながっているのです。

5.2 日本史を理解する

日本の歴史についても様々な角度から学ぶべきです。蘇我馬子の頃、朝鮮半島との交流はどうだったのでしょう。建国して間もない唐は我が国の支配者にどんな圧力をかけたでしょうか。種子島銃の国産化に成功しても火薬の材料の入手は容易だったのでしょうか。幕末には内乱に乗じて武器の売りつけで利益を目論む商人がいたはずです。1865年には米国の南北戦争も終わっていますから武器が余っている筈なのです。宣教師は純粋に伝道のために渡来したのでしょうか。知るべきことは沢山あります。深く理解すれば歴史は過去のことではなく、すべて現在につながっているのです。

5.3 英文読解

何の分野であれ一流を目指すなら、学問として英文の精読に励んで読解力を高めねばなりません。読解力がついてきたら速読に挑戦して多くの英文書物を読むことです。まとまった量の英文を書くことも速読に並行して行うべきでしょう。必要になったら会話力はそれから訓練すればよいのです。会話能力があっても、歴史の知識に乏しく、論理的思考力が劣るなら、他国の人たちと対等にこうさいすることはできないのです。

5.4 外人コンプレックス

身体的な特徴は生活する地域の環境に合わせた結果にすぎません。十数万年前に東アフリカで誕生した人種が、世界各地に移動して今の人種ができたのです。身体的な劣等感を持つ理由はありません。なお、他の人種に対して優越感を持つ理由もありません。

5.5 日本と日本人を知る

日本列島に人が住み始めたのはいつ頃のことでしょうか。何万年も前のようですが、その人たちと私たちは全然関係ないのでしょうか。日本の今後のために私たちのルーツを知らねばなりません。また日本の国土についても他国との比較において知ることが大切です。そして日本国土と日本人の特性を活かした国の運営をシナケレバなりません。国土の大切な部分を他国の人に売り渡すのは国として慎重にシナケレバならないと考えます。。

5.6 独立心

ロシアと中国が米国と同じ陣営になり真の調和した世界が実現すれば、米国の最前線基地としての我が国の価値は低下するか消滅するでしょう。そうなることを願っているのは筆者だけではないでしょう。大国になると自国の利益のために弱小国を利用する通例だからです。

大国同士が表面的には共和しながら、裏では他の大国の弱体化を図っている限り、米国は前進基地として我が国を傘下に置き続けるでしょう。それに逆らう政治家は政治生命を失うばかりか、生命の危険さえもあるかもしれません。

日本が完全に自立するのは極めて困難ですが、国民の名誉のためにも独立を目指して準備しなければなりません。

6. まとめ

大所高所から見ると事物には表裏があります。短所が長所となり、長所が短所ともなるのです。大切なことはそのものの特性を知り、短所は出さないようにするか、出しても他の事物で補い、長所は伸ばすと共に発揮するようにし、長所の影の部分は出さないようにするのです。

人種についても同一視せず、それぞれの由来と特質を知り、おじけず、侮らずに接しなければなりません。

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