アメリカの老後の年金と健康保険は、どのような仕組みで貰えるのか?

アメリカの老後の年金と健康保険は、どのような仕組みで貰えるのか?

アメリカの年金制度について
日本の公的年金制度ですが、少子化により財政悪化が進む為、今後崩壊する可能性があると言われています。アメリカも同様の問題を抱えており、2033年には年金積立金が枯渇すると予想されています。

このような状況に対し、日本と同様に現在でも国からの答えは出ていないようです。

今回は、そんなアメリカの年金制度についてです。

アメリカの公的年金制度は老齢・遺族・損害保険(OASDI)という制度になります。公務員はこれに加え「州・地方政府職域年金」や「連邦被用者退職制度」などの個別制度があり、任意加入となっています。

OASDIは、4種類に分けられます。

・老齢年金

・家族年金

・遺族年金

・障害年金

またOASDIへの最低加入期間は約10年となっています。

OASDIが適用されない人は下記の通りです。

■主婦

■学生

など。

※上記の者は日本では公的年金に加入可能ですが、アメリカでは希望してもOASDIに加入することはできません。

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日本とアメリカの年金制度の違い

日本とアメリカの年金制度の違いですが、大まかにいうと日本では主婦や学生のような「働いている人以外にも支給される(※一定の要件を満たしている必要はアリ)」けれども、アメリカは「働いている人にのみ支給される」ということです。

また日本の年金は日本年金機構が発行している「基礎年金番号」で管理されていますが、アメリカでは出生した時に付与される「社会保障番号」により管理されています。

このように管理状況は異なりますが、日本の年金定期便と同じように、アメリカでも年に1回加入記録が通知されます。

アメリカの年金制度(OASDI)の受給の仕方

前項でOASDIは「老齢年金」「家族年金」「遺族年金」「障害年金」の4つに分けられると言いましたが、この中の「老齢年金」の受給について見ていきましょう。

《受給資格》

・OASDIに約10年間加入していた

《受給開始年齢》

・現在は66歳(※2018年現在)

・1960年以降に生まれた人は、67歳になる予定

※支給時期の繰上げ及び繰下げも可能です。

繰上げの場合は支給額が減額され、繰下げの場合は支給額が増額となります。

アメリカの健康保険制度について

日本では国民健康保険又は組合健保に加入することになっており、それぞれから交付された保険証を使い、公的医療保険制度を使用できます。

自己負担金額が最高でも3割ほどになります。

アメリカでは公的医療保険制度は存在しますが、下記の人のみが制度を利用できる状況です。

■年齢が65歳以上

■所得が低い

■障害を持っている

■米軍で勤務している&その家族

上記以外の人は、民間の医療保険に入ります。(※勿論任意なので、加入しない人もいます)

そこで登場したオバマケア

アメリカでは、ほとんどの人が公的医療保険に加入できないので、多数の人が医療保険に加入又は無保険で過ごしていました。

しかし、医療保険で破産する人や、無保険の人が15%にも及んだ為、医療保険制度の見直しがされました。それが俗にいう「オバマケア」です。

オバマケアはオバマ大統領時代に制定されたのでこのように呼ばれますが、正式名称は医療保険制度改革法です。2014年の1月からスタートしています。

内容はざっくり言うと下記の通りです。

■アメリカ国民に、医療保険への加入を義務とし、加入しない場合は罰金を払ってもらう

■公的医療保険制度の低所得者枠を拡大する

■かなりの貧困層の人々の保険料金の税の控除を行う

■従業員が50人以上いる企業に、職場からの医療保険の加入を促進する

■医療保険を、医療保険取引所で購入可能とする

アメリカの複雑な健康保険制度

アメリカでは、公的医療保険制度を利用できるのは少数なので、多くの国民が民間の医療保険を利用します。

日本だと民間の医療保険は年齢や条件によって差はありますが、地域によって異なることはありません。しかし、アメリカでは同じ保険会社の医療保険でも、住んでいる州によりプラン内容が異なります。

これは、それぞれの医療機関により料金に差があることも影響しているようです。

日本の場合は、投薬に対して何点とか、注射で何点などの共通の保険点数のルールが存在します。アメリカではクリニックの料金は安く、付属病院は高い等の違いがあるのです。

安い病院は治療も簡易で、高い病院は高度なことを施してくれます。

アメリカの国民が病院を選ぶ際には、自分の財布事情にあったものを選びます。

オバマケアの効果は?トランプ大統領が廃止の方向へ

オバマケアですが、メリットがあった人達もいるのですが、以前より高い保険料を払わざるを得なくなった人々も多かったようです。

当時から賛否両論があり、特に共和党から反対がありましたが、オバマ大統領時代に施工されました。しかし、現在のトランプ大統領の時に、廃止になるかもしれません。

現状、トランプ大統領はオバマケアを廃止する方向で動いており、今後の展開ではまたアメリカの医療保険制度に動きがありそうです。

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