「強い人=不敗の人」の特徴を分析する

「強い人=不敗の人」の特徴を分析する

本稿では強い人の特徴を分析して読者に提示します。結論的に言えば、強い人というのは、知能と思考力を背景にした知識に裏付けられたネバーギブアップの精神の実践者と言いたいのです。

完璧な分析などは私にはできませんが、不完全な分析でも読者の参考になることがあろうと思います。

なお、本稿では「人」に喩えた記述をしていますが、「人」を「国家」、「社会」、「企業」、「組織」に置き換えて読んでいただくことを期待しています。

1.  はじめに

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1.1  護身の武術

  • 入社した会社の同期に柔道部の主将をしていた男がいました。偉丈夫のうえ、柔道でそうなったのか肩をいからせた姿です。見るからに強そうで、歩き方ものっしのっしという表現がぴったりの男でした。
  • ケンカになりそうになったらどうするかという質問に、「まず下駄を脱ぎ、それからやおら逃げる」が彼の答えでした。無駄なケンカはしないと言うことでしょう。しかし、裏づけとなる武術の心得がない者はそんな行動はできません。おろおろし、卑屈な態度をとり、悪くもないのに謝ってしまいます。
  • 終戦の翌年が小学校入学の私の時代は武道が禁止されており、武道の手ほどきを受ける機会も施設もありませんでした。護身の術は人としての誇りを保つために必要です。柔道、空手、剣道のなどの初歩は義務教育の終了までに手ほどきしてほしいものです。

1.2  見せかけの強さ

  • 弱い人は、態度や仕草や服装などうわべを装って強そうに見せかけます。中高生が煙草を吸い、酒を飲むことで大人ぶり、それらしい服装や髪形で強そうに見せかけるのも見せかけの強さの一種です。
  • 弱い者いじめも見せかけの強さとも言えます。強者に対しては同じことはできません。弱い者に対してのみ強さを見せつけます。
  • ボスのもとに集団になって弱さを補うことも古くから行われてきました。集団心理が作用するため、競い合いも生じ、一人ではしないこともするようになるので危険です。安全のためには放置することは危険です。
  • 韓国が中国と歩調を合わせて歴史認識の不適切さを非難し続けています。韓国だけ、中国だけでも同様のことをするのでしょうか。

1.3  武器以外の攻撃手段

  • 人は一人では弱い存在です。肉体、精神、知識、知能、技能、技術、経済力などの多くの面で相応の能力を備えている人は稀です。ほとんどの人はこれらの多くの事柄で弱点があります。それらの弱点を攻められたら崩れてしまいます。
  • 昔から女性やお金や地位などは有効な攻撃手段でした。これからもそうであり続けるでしょう。女性が攻略の対象なら、高価な贈り物をするとか、華やかな場所への招待、名誉職へつけることなどが攻略の武器になります。
  • これらの攻略方法に対する護身の術が必要な人もいます。その種の攻撃の対象になりそうな立場になったら、護身の法を心得るのは不可欠なことです。例えば外務省や防衛省などの高級官僚、政治家などは外国からこの種の攻撃を受け易いでしょう。
  • ずっと以前の民主党が政権を担当していた頃のことですが、同党の前原誠司氏や菅直人氏が外国人から献金を受けていたことで問題になりました。

2. 巷間での強い人とは

  • 外見が強そうな人
    • 隆々とした筋骨をもつ人。
    • 上背のある人。
    • 柔道・相撲・ボクシングなどの格闘技の選手。
    • 短距離走の選手。
    • 高跳び、走り幅跳びのように瞬発力が必要な競技の選手。
    • 中・長距離走のような持久力が必要な競技の選手。
  • 対人関係
    • 背が高く物言いが積極的な人。
    • 輝く瞳で相手を直視しながら、否をいう間も与えず押し込んでくる人。
    • ためらう風もなく平気で指図する人。
  • 怖い人
    • 物言いが乱暴な人。
    • 脅迫的な物言いをする人。
    • すぐに切れる人。
  • 権力のある人
    • 人事権をもつ人。
    • 採否の決定権をもつ人。

3. 真に強い人とは

究極的な真の強さは外見の強さとは必ずしも一致しません。もちろん、相手からの攻撃に、撃退し、防御するなどの自信があれば、それが表面に現れて周囲が感じる場合はあるでしょう。

3.1  強い人の特徴

  • 困難に対応する能力
    • 難局に対応できる
  • 耐久能力
    • 難局に対し負けずに持ちこたえられる。
  • 攻撃能力
    • 必要な場合は相手を攻撃します。攻撃は最大の防御と言われます。

3.2  強い人を支える事物

  • 経済力
    • 何をするにしても資金が必要です。したがって、資金を生み出す経済力がないと何もできません。
  • 知的能力
    • 保有する知識の量が多いほか、知識の活用能力が高くなければなりません。
    • 話や文章で自分の思いや考えを表現する能力が必要です。
  • 対人能力
    • 共感させる能力。説得する能力などが必要です。
  • 人間性
    • 無私 私利私欲を優先しない人柄である。
    • 公平 依怙贔屓がなく誰にも等しく接する。

4.  脅威・攻撃の種類

強さを必要とする困難な問題にはどのような者があるでしょう。以下では主要な事物を挙げてみます。

4.1 国家レベルの危機

  • 他国からの武力攻撃。
  • 他国から経済戦争を仕掛けられる。
    • 輸出規制・・・例えば石油やレアメタルや小麦を売ってくれません。
    • 輸入制限や高関税・・・例えば自動車や半導体です。
    • 通貨操作・・・例えば、ドル安・円高への誘導。
    • 特定商品の買い付け要求。
    • 特定商品の不買運動
  • 国家機密が盗まれる。
  • 知的所有権紛争
  • 国土の一部が占拠される。
  • 国の重要人物が他国から懐柔される。
  • その他
    • いわれなき非難

4.2  企業や組織のレベルの危機

  • 製品開発競争
  • 企業の買収攻撃
  • 株価の操作
  • 新技術などの企業秘密の漏洩
  • スキャンダルの暴露など

4.3  家庭の危機

  • 家庭内暴力
  • 家族の病気
  • 過大な債務
  • 子どもの問題
  • 老親の介護問題
  • 失業
  • 浮気や離婚などの問題など

4.4  個人のレベルの危機

  • 人としての欲望(金、異性、権力)との闘い
  • 病気
  • 過大な借財
  • その他

3.2  脅威への対処

  • 攻撃に耐える。
    • 現在は勝利できないが、降伏せずに今は耐え忍ぶ。
  • 廃止・撤退の勇断。
    • 先の見通しがない事業は思い切って捨てる。
  • 反撃する。
    • 受けた攻撃に対して反撃する能力をもつ。
  • 脅威を軽減する能力。
    • 脅威を予知する能力をもつ。
    • 脅威を回避する能力をもつ。
    • 脅威を軽減する能力をもつ。

4.  勝利=不敗のために

  • 相手から受けた攻撃は絶対に許さない姿勢を堅持する
  • 平和外交と相互扶助。
  • 知識・技術の重視。
    • 開発・利用・教育に最大限の努力をする。
  • 内部の結束を固める。
    • 地下組織の警戒。
    • 情報の公開や説明を徹底する。
    • 外部勢力の工作の排除。
  • 内外情報の収集・分析・解釈の能力を高める。
  • 人的能力を高める努力をする。
    • 基礎教育の重視、中等教育の充実、高等教育の奨励。
  • 経済の充実・発展に努める。
  • 危機に対する予知能力・検知能力を高める。
  • 理想を描きつつ現実的行動をする。

4.  まとめ

本稿では、強い人=不敗の人になるため、あるいは、勝利=不敗のため、なすべき事について分析しました。

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