韓国の老後の年金制度事情と健康保険は、どのような仕組みで問題はないのか?

韓国の老後の年金制度事情と健康保険は、どのような仕組みで問題はないのか?

お隣の国韓国の社会保障制度(年金、健康保険)は、どのようなものなの?

日本のお隣の国の韓国ですが、距離も近いので気軽に旅行に行く人も多いですよね。

 

そんな韓国ですが、国が国民に対して社会保障にかける金額が非常に低いと言われています。OECDへ加盟している国の中でも非常に低いようです。

(※OECD…経済協力開発機構のことです。別名は「先進国クラブ」で、世界中のほとんどの先進国が加盟しています。勿論日本も加盟しています。現在は35か国が加盟しています。加盟国の「経済成長」「開発貢献」「貿易拡大」を目的に活動しています。)

国が社会保障にかける金額は、社会保障が非常に充実していると言われている北欧では30%前後です。ちなみに北欧で最も社会保障にお金をかけているのはデンマークで、2018年時点で45%弱だそうです。低いといわれている日本で20%ほどですが、韓国はそれを更に下回り7~8%だそうです。

なかなか際どい数字ですね。

韓国は「低福祉」であり「低負担」であると言われています。国民の社会保障費の負担額が低く、国が社会保障にかけるお金も少ないのです。

韓国は日本と同様に、少子化・高齢化がどんどん進んできています。この辺りも低福祉の現状を踏まえ、韓国は考えていかなくてはならない問題です。

また年金制度も健康保険制度も、早く制度を導入しようと急ぎすぎたあまり、内容が未熟であったり、問題点が多いとも言われています。年金制度も1980年代にやっとできたくらいなので、非常に新しいです。

そんな韓国の社会保障制度の中の「年金」と「医療保険」についてを、クローズアップして見ていきましょう!!

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韓国の年金制度も崩壊の危機?韓国の年金事情

日本の年金制度は高齢化により、崩壊しかけていると言われていますね。

韓国の年金制度もじきに崩壊するのではないか?と言われています。

それは日本と同様に少子高齢化問題があげられます。積立金が枯渇するのも時間の問題と言われています。

また韓国は高齢者の貧困率が約50%という恐ろしい状況です。その為、年金制度が崩壊したら、更に貧困率があがると思われます。

韓国の公的年金の種類は5種類あり、下記のようになっています。

  1. 国民年金
  2. 公務員年金
  3. 私学年金
  4. 軍人年金
  5. 郵便局職員年金

日本では自営業・20歳以上の学生などが国民年金に加入していますが、韓国では公務員・軍人などの特殊な職業以外の人は国民年金に加入することになっています。

しかし、国民の4割がどの年金にも加入していないのが現状のようです。

年金の受給開始年齢の引き上げが決定していることや、手にできる金額も生活保護の金額よりも低いことが影響しているようです。

また日本の国民年金は所得に関係なく一律の納付金額ですが、韓国の国民年金は所得に応じて納付金額が変わってきます。

しかし、学生や所得の無い主婦などは国民年金に加入している人全体の中間層と同等の保険料を支払えば国民年金に加入できることになっています。

韓国の年金制度。受給資格は?

韓国の年金の「受給条件」及び「受給開始年齢」は下記の通りです。

【受給条件】

国民年金に10年間以上加入していること

※加入期間が10年以上20年未満の場合は、減額された額が支給されます

【受給開始年齢】

■61歳

※2033年には受給開始年齢が65歳になる予定です。

現在の受給開始年齢は61歳ですが、韓国での実質的な定年は50代なので、受給開始までに数年間の時間が空いてしまいます

受給開始年齢が2033年になると65歳ににりますが、そうすると最低でも年金がもらえるまでに5年のブランク期間があることが普通になり、10年以上の期間が空く人も多く出てくるようになるでしょう。

こうなると、もう年金制度は機能していないも同然ではないでしょうか。

韓国の健康保険制度は日本をモデルにしたと言われているが、問題も多い

韓国の健康保険制度は日本の健康保険制度をモデルにしたと言われています。

しかし、完全に同じではなく、日本の健康保険ものと違う点もいくつかあります。また、日本の健康保険ものより問題点も多いと言われています。

健康保険制度に職場で加入している場合は、本人の負担率が50%で、残りの50%は雇用主が負担します。

韓国の健康保険制度の特徴は下記の通りです。

■健康保険料の負担金額が少ない

・日本の健康保険料の負担率は5%前後ですが、韓国は3%弱です。

■上記の代わりに、本人の自己負担金額が高い

・自己負担金額が多くて、途中で払えなくなる人も多いとのこと。逃亡する人も。。

・日本では15%ほどの自己負担金額が、韓国だと35%ほどになります。

■会社で働いている人以外は、所得・財産により保険料が異なる

・例えば家を持っている人と賃貸に住んでいる人を比べると、前者の方が保険料は高くなります。

■保険の適用範囲が狭い

・韓国ではMRIなどは保険適用外なのです。

このような背景から、韓国国民は民間の医療保険に加入する人も増えているようです。

韓国国民の80%弱が、民間の医療保険に加入していると言われています。

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