年金70歳から受給のメリット、デメリットは?繰り下げ繰り上げ

年金70歳から受給のメリット、デメリットは?繰り下げ繰り上げ

日本の年金

現在日本国民が受給することの出来る年金の種類は老齢年金、障害年金、遺族年金があります。生活保護などその他の給付金もありますが、ここでは一般的にいわゆる「年金」とされている老齢年金について述べていきます。

老齢厚生年金と老齢基礎年金

老齢厚生年金は会社勤めの方で厚生年金保険に加入している人で現役時代の給与、賞与、加入期間に応じて支給額が計算されます。

老齢基礎年期は、国民年金、厚生年金保険に加入していた人がその期間に応じて給付さえる年金です。

一般的に論じられる年金とはこれらのいずれかの事だと思います。

年金の繰り下げについてメリット、デメリットは?

年金の繰り下げは昭和16年4月2日生まれ以降の人は66歳の誕生日を過ぎると年金受給の繰り下げ申請をする事が出来ます。年金受給を開始する年齢を遅くすることによって、その延期していた期間に応じて月々の受給額が増加するというシステムです。詳しくは厚生労働省のホームページで増加率を見る事が出来ます。

ちなみに66歳から年金を受給した場合、その増加率は8.1%~11.6%になります。もし70歳から受給していたら42%増加します。

昭和16年4月2日以前生まれの人は66歳からの受給だと12%増加します、70歳からの受給だと88%増加します。

年金の繰り上げメリット、デメリットは?

年金の繰り上げは先程の繰り下げとは違い年金の受給開始時期を早くする代わりに支給額を減らすという仕組みです。これも開始時期の早さによって支給額の減額が決まります。昭和16年4月2日以降生まれの人が60歳で受給する場合は0.7倍、64歳から受給する場合は0.94倍です。

昭和16年4月1日以前の生まれの人が60歳かから受給する場合は0.58倍、64歳からの受給を開始する場合は0.89倍です

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年金受給開始年齢を繰り下げると得なのか

年金受給開始年齢を60歳から70歳の間で自由に選択できます。65歳を基準として、受給開始年齢がそれよりも早ければ受給額が減少し、遅ければ増加します。

ではこの項のタイトルにあるように年金受給開始年齢の最も遅い70歳から開始すると得なのでしょうか。当然70歳から受給開始した場合には65歳歳からの5年間年金を受給することは出来ません。受給開始を遅らせたのだからその分受給額が増えるというのが日本の年金のシステムな訳ですが、一見するとどちらも同じように見えてしまいます。端的に述べると長生きする自信があるのなら年金受給開始年齢を遅らせた方がいいという事です。

年金受給開始年齢を繰り上げたら損なのか

年金受給開始年齢を最大まで繰り上げて60歳から受給開始すると、受給減少率は30%になります。

65歳から受給する年金の額が年間100万円だとすると60歳からだと70万円になります。仮に80歳まで受給すると、65歳からの場合の受取総額は1500万円、60歳からの場合は1400万円になります。

長生きすればするほど受取総額の差は開いていきます。仮に90歳まで受給したとすると、65歳から受給した場合の受取総額は2500万円、60歳からの場合は1750万円です。

年金を早く受給できるからといって早く請求しても長い目で見れば、結果的には損になるという事です。

メリットがあるとすれば早く受給できるので、裕福ではないけれども早期から安定した収入を得られるということでしょう。

70歳からの年金受給開始は本当に得なのか

年金受給開始年齢を最大に遅らせて70歳に設定すると、受給する事が出来る年金の総額が65歳から受給する人に比べて多くなる年齢は81歳です。つまり81歳まで生きる自信があるなら年金受給開始年齢を70歳にした方が得だという事です。日本の平均寿命が80歳前後なので81歳で年金の総受け取り額が増えるという仕組みはよく出来ていると感じるところです。

先程の述べた通り年金受給開始年齢は60歳から70歳まで選べるので、仮に受給開始年齢を一年繰り下げて65歳から66歳に設定すると年金受取総額が、65歳から受給している人に比べて増える年齢は77歳です。

仮に65歳からの年金受給額が年間100万円だとすると80歳までに受給できる年金の総額は1500万円です。それに対し、年金受給開始年齢を70歳まで繰り下げると、増加率は42%なので年間142万円になります。その場合81歳までに受給できる年金の総額は1562万円です。

仮に90歳まで生きて年金を受給するとしたら、65歳から受給開始した場合に受け取る年金の総額は2500万円、70歳から受給開始した場合には3550万円受け取る事が出来ます。

70歳から受給開始すると、より短い年数で得をする事が出来ます。その後は長生きをすればするほど年金受取総額が増えていくことになります。つまり自分自身の健康との兼ね合いだという事です。

70歳からの年金受取開始のデメリットは?

70歳から受給開始するデメリットは70歳までの生活費をどうするのかにつきます。会社勤めの人だと60歳で定年退職してそれまでの生活はどうすればいいのかという事です。資産のある人だとマンションを買って不労収入を得るという方法もあります。定年退職した人向けの求人もあるので、定年退職したけどまだ体が元気で働けるという人はそれに応募して働くという方法もあります。
個人事業主の人だと死ぬまで働けるので70まで仕事がないという心配はあまりないかもしれません。60を過ぎると毎日体を動かしている農家の方が案外勝ち組かもしれません。

まとめ

年金繰り上げ繰り下げはどうなのか?

年金受給開始年齢は今の時代自由に選択できるようになりましたので後は自分の健康、ライフスタイルに合わせて何歳で受給を開始するのか決めるのが良いでしょう。

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