テニス世界ランキングの順位のつき方とは?ポイント制!?

テニスの世界ランクはどう決まる?ポイント制?それとも…

男子の世界ランクはどこが決めている?

男子テニスの場合、世界ランキング=ATPランキングとなります。ATPは、Association of Tennis professionalsの略で、男子プロテニス協会のことです。ATPの設立は1972年まで遡ります。アメリカのプロテニス選手だったジャック・クレーマーを中心に、プロテニス選手の利益や権利を保護するために発足しました。

ATPに加入している選手は、毎年1月から始まるワールドツアーに参加し、毎週各地で行われるトーナメントの大会に出場します。選手は年始にツアーの参加計画を立てますが、移動効率や自国開催の大会なども考慮すると、同じ大会に毎年出場することが多いです。

女子の世界ランクは?

女子テニスの場合は、女子テニス協会が決めています。設立は1970年です。Woman’s Tennis Associationの略でWTAといわれ、WTAランキングというのが女子のランキングになります。

女子の選手も、毎年1月からツアーに参加し、さまざまなトーナメントに出場していきます。

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ランキングはどう決まる?ツアーファイナルに出られるのは?

男子のATPランキングも女子のWTAランキングも、2つの種類があります。1つは、一般的に知られているエントリーランキングです。これは過去1年分の累計ポイントの合計が多い順のランキングです。年が変わっても、過去1年で獲得したポイントならば維持されます。女子の場合はツアーランキングという名称です。

もう1つのランキングが、レースランキングです。大会ごとで獲得できるポイントの数はエントリーランキングと同じですが、シーズンが終わって次の年になると、年の初めにまた0になりリセットされます。シーズン最後の大会のツアーファイナルに出場するには、このレースランキングの上位8名に入らなければなりません。

エントリーランキング・ツアーランキングについて、もう少し紹介します。

ATPエントリーランキングの対象の大会とは?

ランキングは大会が終わるごとに更新されます。対象の大会は、全米や全豪といったグランドスラムや、優勝すると1000ポイントが付与されるマスターズ1000、優勝ポイントがそれぞれ500ポイント、250ポイントが付与されるATPシリーズなどです。

トーナメントカテゴリー 試合数
グランドスラム 4
マスターズ1000 9
500シリーズ 13
250シリーズ 40
チャレンジツアー 166
フューチャーズ 646
ワールドツアーファイナル 1

これらの大会での獲得ポイントがランキングに反映され、毎週更新されます。

ランキングで対象となるポイントは、

過去52週(364日)に出場した大会

獲得したポイントが高い上位18大会

この二つの条件を満たした大会でのポイントになります。

街中のお店のポイントカードで例えると、ポイントを貯めることができるけど、買い物して新しいポイントが貯まったその日から一年以上前のポイントは自動でなくなってしまう仕組みになります。お店ならば途中でポイントを使うことができますが、ランキングが反映されるテニスのポイントは当然使えません。貯め続けていかないと、ランキングが下がってしまいます。

さらに、出場した大会の中で、ポイントが高い順番に18大会分のポイントだけが対象となります。なので、毎週コンスタントにフューチャーズの大会でベスト16まで進んで1ポイントずつ貯めるよりは、250シリーズの大会で準々決勝まで勝ち上がって45ポイント獲得する方がポイントは大きいですね。

WTAツアーランキングは?

女子のWTAツアーランキングも同様です。対象の大会は、WTAが運営管理している大会の他、IFF(国際テニス連盟)が主催する大会も含まれます。

トーナメントカテゴリー 試合数
グランドスラム 4
WTAプレミア・マンダトリー 4
WTAプレミア5 5
WTAプレミア 12
WTAインターナショナル 29
WTAファイナル 1

上記の大会はグランドスラム以外はWTA主催の主な大会です。この他にATFのチャレンジツアーにあたるWTA125Kシリーズなどもランキングの対象になります。

男子のATPと違う点は、上位17大会の獲得ポイントが対象という点です。男子よりも1試合少ないです。

ランキング上位選手の義務?

男子は、ファイナルツアーの前の時点で、ATPエントリーランキング上位30位までの選手は、翌年のコミットメントプレイヤーとして認定されます。コミットメントプレイヤーになると、以下の大会への出場義務が課せられます。

・グランドスラム4大会

・ファイナルツアー(上位に入って出場資格がある場合)

・ATPマスターズ1000のうち、モンテカルロマスターズ以外の8大会

・ATP500とモンテカルロマスターズの中から4大会で、このうち1大会は9月の全米オープン以降のもの

これだけの大会へ出なくてはなりませんが、ATP500シリーズは予選免除で出場できたり、マスターズ1000の大会を7大会出場していて、年末時点でのランキングが上位12位までに入っているとボーナスがもらえるなどの特権もあります。

女子も同様ですが人数が違います。ファイナルの前の時点でツアーランキング上位10名に、翌年の大会での出場義務が課せられます。

・グランドスラム4大会

・WTAファイナル(またはWTAエリートトロフィー)

・プレミア・マンダトリー4大会

・プレミア5のうち4大会

WTAファイナルは、ツアーランキング上位8名が対象です。エリートトロフィーは9位から20位の選手が出場します。

日本人選手の最高位は?

男子では、錦織圭さんの4位が最高位です。2014年の全米オープンの男子シングルスで準優勝を果たしました。アジア勢で初めてのファイナリストして注目を集め話題になりました。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得しました。

女子では伊達公子さん、大坂なおみさんの4位が最高位です。伊達さんは全仏オープンでベスト4まで進出した1995年、大坂さんは全米オープンで優勝した2018年に4位になりました。弱冠20歳での快挙は話題になりました。

ここ数年、若手選手の活躍が目覚ましい日本テニス界。ますますランキングから目が離せませんね。

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