みなとオアシスとは!?全国の場所は?

スポンサーリンク
広告代

みなとオアシスとは!?

近年、特に日本の港湾施設が充実してきたと思いませんか?今までの高度成長期には、一気にコンビナートや各種のビジネス用の倉庫群が立ち並び、一般の人間が立ち入れない空間として寂しく暗いイメージのエリアになっていました。海洋国日本で、そうした現状を打開すべく、広く一般の人にも馴染みのある場所へ変革しようとした取組が「みなとオアシス」という名称に代表されるものになりました。そこで、今回は「みなとオアシス」についてご紹介するとともに、そうした地域での取り組みをご紹介します。

みなとオアシス構想

「みなとオアシス」とは、国土交通省の全国に点在する地方整備局が登録を行い、港湾に関する交流施設や旅客ターミナル、緑地公園、マリーナ等が設置された場所を言います。これがその地域にとっての交流拠点になったりする場合「みなとオアシス」という愛称で呼ばれることになりました。これは、近年多くの国道沿いや主要幹線道路沿いに姿を見せている「道の駅」といった憩いのスペースの海洋版とも考えられものです。そのため、港湾近くにある「道の駅」共々一緒に運営を行っている「みなとオアシス」もあるほどです。なお、各地方局によって登録され後の運営主体は、市町村や港湾関係者、NPO法人に委託される仕組みになっています。

みなとオアシス構想のはじまり

古来、港は、あらゆる物資や人が交流する場として発展してきた歴史があります。江戸時代から明治時代における開港しかり、それ以前にも大きな港は非常に繁栄した歴史があります。しかし、昭和から平成に至っては、その機能を経済活動主体の拠点としか利用されなくなってきた経緯があります。このことによって、人や文化の交流拠点と言う側面を今一度復活させようと始まった運動がこの「みなとオアシス」構想なのです。最初は、国土交通省中国整備局と四国地方整備局が共同して2003年11月20日に「みなとオアシス」制度を創設したのがはじまりになります。その後2009年1月までに、他の国土交通省の地方整備局以外にも、北海道開発局や内閣府沖縄総合事務局等においてもこのみなとオアシス制度が創設され、日本全国でその影響が広まりました。

2017年9月17日に、「みなとオアシス下関」(山口県 下関市 下関港/唐戸周辺地区)が新たに新規登録されたことで全国100カ所の登録が達成されたことになります。

みなとオアシスの運営

先程も少し触れましたが、登録申請後は、市町村、港湾責任者、NPO法人により運営が委託される形になる制度ですが、このみなとオアシス制度に合致する為には以下の4項目の条件が満たしていなければならないという点で、これを維持することも運営団体に課せられた義務になります。

(1)地域住民や観光客が交流できる空間を有していること。

売店施設や団体で訪問できるような施設がそのエリア内に無ければならないとなっています。

(2)地域住民や観光客に対し地域情報や観光情報を発信する機能を有していること。

上記(1)の施設内においてもこうした情報発信できる設備を設けることが条件になっています。地域情報としてはその港湾の歴史や産物などの紹介や展示物もせっちする場合があり、地元住民のみならず観光客にも魅力ある港湾作りが目指されています。

(3)適切な管理運営が行われていること。

できれば専従者がその港湾周辺のエリアの整備状況を把握しメンテナンスに努めることが求められています。

(4)イベントの実施等みなとの賑わいを作り出す活動が地域住民参加の下で継続的 に行われていること。

地域振興の為のイベントを主体となって催すことで人・文化などの交流を活発化し、賑わいのある周辺地区作りに貢献させようとしています。

みなとオアシスの所在地

では、全国におけるみなとオアシスの所在地を地方別に代表的な所をご紹介しましょう。

北海道地方

みなとオアシス苫小牧(北海道苫小牧市:苫小牧港)

みなとオアシス室蘭(北海道室蘭市:室蘭港)  等 全10か所

東北地方

みなとオアシス八戸(青森県八戸市:八戸港)

みなとオアシスあおもり(青森県青森市:青森港)等 全15か所

関東地方

みなとオアシス大洗(茨城県東茨城郡大洗町:茨城港(大洗港))

みなとオアシス千葉みなと(千葉県千葉市:千葉港)等 全6か所

北陸地方

みなとオアシス越後岩船(新潟県村上市:岩船港)

みなとオアシス新潟(新潟県新潟市:新潟港(西港))等 全15か所

東海地方

みなとオアシス御前崎(静岡県御前崎市:御前崎港)

みなとオアシス沼津(静岡県沼津市:沼津港)    等 全9か所

近畿地方

みなとオアシスたいみやづ(京都府宮津市:宮津港)

みなとオアシス京たんご(京都府京丹後市:久見浜港)等 全12か所

中国地方

鳥取・賀露みなとオアシス(鳥取県鳥取市:鳥取港)

みなとオアシス境港(鳥取県境港市:境港)     等 全21か所(内1か所は仮登録)

四国地方

小松島みなとオアシス(徳島県小松島市:徳島小松島港)

みなとオアシスうたづウミホタル(香川県綾歌郡宇多津町:宇多津港) 等 全13か所(内1か所は仮登録)

九州地方

みなとオアシスむなかたおおしま(福岡県宗像市:大島港)

みなとオアシスからつ(佐賀県唐津市:唐津港)    等 全12か所

沖縄

みなとオアシスあざま(沖縄県南城市:中城湾港)

みなとオアシスもとぶ(沖縄県国頭郡本部町:本部港・水納港) 等 全5か所

まとめ

「みなとオアシス」制度は経済発展一辺倒で見た港湾政策を見直し、地域の交流を中心にその魅力をもう一度見直そうとした制度で海洋国として恥ずかしくない日本像を打ち立てる意味では非常に有用な制度と言えるでしょう。

スポンサーリンク
広告代
広告代

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする