移民集団「キャラバン」のトランプ大統領の対策とは!?

今回注目の記事は、移民集団「キャラバン」のトランプ大統領の対策とは!?です。

2018年10月頃より中南米で話題になった、移民集団「キャラバン」とは何か。また、これに対するトランプ大統領の方針とはどういうものなのかを紹介します。

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「キャラバン」とは

そもそも、「キャラバン(caravan)」とは、日本語では「隊商」と訳されており、集団で交易のために移動する商人の一団ということでした。

かつてはシルクロードを行き来する商人のグループをキャラバンとも言いました。

身近には、一団を組んで目的地に向かうことを「キャラバンを組んで・・・」というような引用方法でも用いられるようになっています。

ここで、この言葉の陰に隠れた背景としては、一団に属している全ての人たちが自由意思に基づき、個人的な目的の為にグループを構成しているという点です。つまり、強制的にグループ化された集団ではないことや、集団としての目的のためのグループ化ではないということが言外にあります。

移民集団「キャラバン」とは

では、2018年10月頃に世界のニュースに登場した「キャラバン」とはどういうものでしょう。タイトルで移民集団と書きましたが、移民を目的とした集団と言う意味になります。このグループの成り立ちと経緯を以下に時系列でご紹介します。

2018年10月13日 中南米の最貧国とも言われるホンジュラスの市民が、貧困、犯罪、暴力から逃れるために、SNSの呼びかけに応じて一斉にアメリカに向けて集団で移動を開始しました。

2018年10月15日 隣接するグアテマラの国境を越境しました。

2018年10月19日 更にメキシコ国境に到着しましたが、アメリカの圧力に負けたメキシコ政府が警察を出動させました。しかし、キャラバンの数で圧倒されてしまい押し切られる形でメキシコ・グアテマラ国境を突破しました。

2018年10月23日 アメリカ国境まで3,000キロメートルの地、チアパス州ウイストラに到達。ここで1日休息をとりました。

ここで移民集団の全容把握がなされ、国際連合の推計で参加者が約4千人とされました。翌日のメキシコ政府の発表では3,630人との事でした。この時点でメキシコ政府による懐柔策(メキシコ国内への移住等)を提示されましたが、その勢いは止まりませんでした。

2018年10月28日 ホンジュラスで結成された移民集団でしたが、経由国であるグアテマラでも同様の移民集団が結成され、移動を開始しました。

しかし、この集団はメキシコ政府によりグアテマラに押し戻された格好になりました。

また、グアテマラの首都エルサルバドルでも300人以上の集団が形成され、移動を開始したとの情報も入ってきました。

また、一団の一部が一進一退の状況に見切りをつけて、分派している状況があったり、新たなグループが入ってきたりと、このキャラバンのグループ構成メンバーが入れ替わりを見せているということです。

その中には、トランプ大統領の言う、犯罪者も交じっているかもしれないという危惧も出始めています。2018年12月現在、次に示すトランプ大統領の方針により国境付近で膠着状態になっています。

移民集団「キャラバン」に対するアメリカ合衆国大統領の対応

まず、アメリカを目指すとされる移民集団に関して、トランプ大統領はその通過を許した中米諸国に対して激しく非難するとともに、中間選挙を目前にした時期であることから、民主党の陰謀説を唱え、お得意のSNSでも公言するようになりました。

実際には、メキシコ国境に国境警備を名目に、10月30日に約5,200人を週内に派遣すと明言し、最大で15,000人の派遣準備があると発表しました。

実際現在は、国境沿いに7000人以上の兵士を展開しています。

更に、トランプ大統領の発表によれば、アメリカでの亡命申請を厳しく制限し、違法に入国を挙行した人たちのアメリカへの亡命申請に歯止めをかけたいとしました。

しかし、アメリカは、元来移民国家であることから、その制定する「移民国籍法(Immigration and Nationality Act)」によって、どの様な手段を用いて入国したかに関わらず、移民の亡命に関する申請を認めていることが大きな問題となっています。

さらに、国境警備のための民警団(国境監視員)についても、民警団法(Posse Comitatus Act)によって、法の執行者になられないことから、移民を直接拘束したり、武力で追放することは出来ないことになっています。

移民集団の影

以上のように、今回の「キャラバン」と報道される移民集団の移動については、ちょうど時期的にアメリカ中間選挙投票日の2018年11月6日の直前に発生したことから、恣意的な組織化と見る評論家も多いようです。

トランプ大統領は、従来から移民政策の厳格化や、移民排斥等の論調が高いことから、問題が発生することが予測されました。

つまり、その問題を起こさせるべく対立する民主党が背後で暗躍していると言われるのも無理からぬところです。

しかし、一方でトランプ大統領側としては、強権発動することなく、牽制程度で終わらせることで事態の解決を図るような姿勢でした。今はマスコミ関係も報道することなく膠着状態が続います。

まとめ

2018年も大詰めを迎えたこの時期に発生した移民集団「キャラバン」の話題について紹介しました。国際政治の常識を覆すようなトランプ現大統領の言動ですが、今後の動きにより更に大きく国際的な耳目を集めることとなりそうです。

皆さんも是非注目してみてはいかがでしょうか?

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