38年ぶりに来日する!?ローマ法王とは!?

今回注目の記事は、2019年に38年ぶりに来日する!?ローマ法王とは!?です。

2019年にローマ法王フランシスコが来日するかもしれません。

もし実現すれば、1981年のヨハネ・パウロ2世の訪日以来38年ぶりのローマ法王の訪日となります。法王の訪日が計画されている背景としては、2018年に長崎県・天草氏の隠れキリシタンの関連遺産が世界遺産に登録されたことが上げられます。

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ローマ法王が2019年の訪日を希望

ローマ法王フランシスコが、2018年9月12日に、バチカンで宮崎市の一般社団法人「天正遣欧使節顕彰会」の関係者と会談し、来年(2019年)中に日本を訪問したいという意向を伝えました。ローマ法王フランシスコは、2014年にバチカンで安倍総理大臣と会談しましたが、その時も安倍総理から法王に対して、来日への要請がありました。

現在のところ、ローマ法王の来日が正式に決まったわけではありませんが、実現すれば、1981年のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の来日以来、38年ぶりの法王の来日となります。日本は、世界各国の中ではカトリック教徒の少ない国です(日本の人口約1億2千万人中カトリック教徒は約44万人)。よって、もっとカトリック教徒の多い国の来訪を優先しているため、訪日の間隔がこれほど大きく空いているのでしょう。

ローマ法王が来年の訪日を希望した背景には、2018年に長崎県・天草市の潜伏キリシタンが世界文化遺産に登録されたことがあります。前回ヨハネ・パウロ2世が訪日した際にも、長崎市で隠れキリシタンの子孫の方々と面会して、敬意を表したと言われています。法王は日本の隠れキリシタンの方々には特別の感情を持たれていますから、文化遺産への登録が訪日希望と関係があることは間違いないでしょう。

2018年5月には、長崎市の田上市長が、広島市の松井市長と連名で、ローマ法王に親書を手渡したところ、ローマ法王は「広島と長崎は私たちの世界に希望の光をもたらす」との返信があったとされます。日本政府も、ローマ法王が被爆地である広島と長崎で平和の祈りをささげられることを期待していると言われています。

ローマ法王フランシスコとはどんな方か?

ローマ法王は、全世界に約11億人はいると言われるキリスト教徒・カトリック教徒の精神的指導者です。ローマ教皇(ローマ法王)の選挙であるコンクラーベには全世界からのメディアが集まり、日本でもニュースで報道されるほど有名なので、ご存知の方も多いと思います。

ローマ法王は、辞任することもできるが、2005年4月2日に死亡によって退任したヨハネ・パウロ2世までの約600年間の法王は事実上の終身制でした。ヨハネ・パウロ2世の退任後に法王に就任したベネディクト16世は2013年2月28日に辞任し、長期間にわたる法王の事実上の終身制が崩れました。その後、法王の選出選挙であるコンクラーベによって法王に選出されたのが、2019年に来日を希望しているフランシスコです。

現在の法王であるフランシスコの名前は、非常の貧しい暮らしをした僧侶のフランシスコに由来しています。そういった意味で、現在の法王は「聖職者はあまり贅沢をしてはいけない。イエスの使徒であるものは清貧を旨とすべきである」という理念に基づいて教会の改革を実施しています。

ローマ法王は自分で名前を選ぶことができます。現在の法王が清貧の僧侶である「フランシスコ」の名前を選んだということは、貧しい人たちに寄り添いたいという強いメッセージと受け取れます。そういう意味では、非常に人気の高い期待できる法王だということができます。

法王フランシスコが「焼き場に立つ少年」の写真の配布を指示

ローマ法王フランシスコが、長崎原爆の被害者の姿を捉えた1945年の写真をカードに印刷し、配布するように指示したことが明らかになりました。この写真は「焼き場に立つ少年」と言われ、原爆の被害で幼くして死んだ弟を背負った少年が火葬の順番を待っている姿を映しています。アメリカ海兵隊の従軍写真家ジョー・オドルネ氏が、原爆投下直後の長崎で撮影しました。

ローマ法王フランシスコは、この写真をカードに印刷し、裏に「戦争が生み出したもの」というメッセージと「フランシスコ」のサインを記載するように要請しています。このカードは、毎年1月1日にカトリック教会で祝われる「世界平和の日」に先立って配布されました。

ローマ法王が、こういった特定の写真の配布を命じることは異例のことで、これは彼の平和に対する非常に強いメッセージであるということができます。フランシスコは、以前から核兵器を批判したり、紛争が子供にもたらす影響を強調していることで知られていました。

アメリカではトランプ政権が誕生し、核戦争の脅威が高まっています。ローマ法王は新年のスピーチで、メキシコ国境に壁を作ろうとしているトランプ大統領を批判し、移民の脅威を掻き立ててきた政治家は、暴力や人種差別を生み出していると警鐘を鳴らしています。

法王が今回、「焼き場に立つ少年」の写真を配布したのは、いまこの時期に平和に対するメッセージを送ることが特に重要であるということでしょう。

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