高輪ゲートウェイとは!?JR新駅2020年開業予定


今回の注目記事は、JR新駅2020年開業予定「高輪ゲートウェイ」とは!?です。

2020年に東京オリンピックが開催されますが、ちょうど同じ年にJR山手線に約50年ぶりとなる新駅の開業が予定されています。

新駅の名称はJR東日本が公募によって決定した「高輪ゲートウェイ」です。この新駅開業に合わせて新駅の開業予定地の周辺地域では様々な再開発が行われます。

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山手線に30番目の新駅「高輪ゲートウェイ」が開業予定

山手線の新駅は、1971年に西井日暮里駅が開業して以来ありませんでしたが、2016年6月にJR東日本が山手線で30番目となる新駅構想を発表しました。

新駅は山手線の「田町」駅と「品川」駅の間で、2020年の東京オリンピックに合わせて暫定開業する予定です。

山手線の「田町」~「品川」間は山手線では最も距離の長い区間でしたが、新駅の場所は「田町」駅から約1.3㎞、品川駅から約0.9㎞のところです。

2018年6月にJR東日本が行った新駅の駅名の公募には約64,000件の応募がありました。

投票数の第1位は「高輪」、第2位は「芝浦」第3位は「芝浜」、第4位と第5位が「新品川」と「岳泉時」(同数)でした。

最終的に決まった新駅の名称は「高輪ゲートウェイ」となりましたが、この名称は第130位の投票数でした。

駅名の決定は投票数第1位の「高輪」と再開発のコンセプト「ゲートウェイ」を組み合わせたものとなりました。カタカナの入った駅名は山手線内では初となります。

「ゲートウェイ」はIT用語でもあり、中継点を意味します。新駅が開業する地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として栄えた場所で、首都東京への玄関口としての役割が期待されていることを踏まえてこの名称が付けられました。

「高輪ゲートウェイ」に乗り入れるのは東海道本線1本ですが、新駅に停車するのは山手線と京浜東北線の電車のみとなります。

ホームは2面4線で島式で地上駅です。1面2線が山手線で残りの1面2線が京浜東北線となります。

駅ビルは地上3階地下1階建てで、高さ約30m、1階がホーム、2階が改札口、イベントホール、2階と3階に店舗が入ります。

新駅開業により周辺の再開発が進む

新駅開業に合わせて、新駅と第一京浜(国道15号)の間にある約13haの広大な敷地の再開発(品川開発プロジェクト)が計画されています。

約13haというと東京ドーム約2.7個分の広さです。他の再開発と比較した場合、六本木ヒルズは11.6ha、東京ミッドタウンは10.2ha、恵比寿ガーデンプレイスは8.3haですから、品川開発プロジェクトの対象となる土地の面積はそれらを凌ぎます。

このプロジェクトの概要は、現在の山手線と京浜東北線を東側に約120m移設し、その結果空いた敷地に、オフィスやホテル、商業施設を含む8棟の高層ビルを建設するというものです。

再開発の主体はJR東日本と都市再生機構(UR)で、JR東日本はこの開発に約5,000億円の費用を投じる予定です。2024年頃の完成を目指しています。

開発予定地は品川車両基地として使用されている場所ですが、現在建設中の上野・東京ラインが完成すると、品川車両基地の機能の多くを東京北部の尾久車両基地へと移転することができます。

そうすると、現在国道15号線沿いを走っている山手線と京浜東北線を東側に移動することができ、その移動後の敷地を再開発に利用する計画です。

羽田空港に近いことによる高度制限がかかるため、建築されるビルの高さは最高でも約160m程度となりますが、建設が予定されているのは3棟のマンションと5棟の商業・オフィスの複合ビル、合計8棟です。そのうち最も高いビルとなるものは地上45階のツインタワービルです。

評判の良くない駅名「高輪ゲートウェイ」

約半世紀ぶりに登場する山手線の新駅の名称「高輪ゲートウェイ」の評判はあまり芳しくありません。

ます、「ゲートウェイ」というカタカナ表記については、JRや私鉄でカタカナの入った駅名は珍しくありませんが、老舗の山手線内の駅の名称としてはやはりカタカナは相応しくないという意見が出ています。

また、「ゲートウェイ」の意味は「玄関口」ですが、首都東京の玄関口としては新幹線の通る品川や羽田空港とアクセスのよい浜松町の方が適切だという意見もあります。さらに、「高輪ゲートウェイ」の名称を聞いた人の反応の多くは「ダサい」というものだそうです。

「高輪ゲートウェイ」は一応はJR東日本行った公募によりますが、この名称の得票数は第130位でした。公募においては、上位の名称を無視して、約64,000票の投票のうちわずか36票しかなかった130位の案を採用したことになりますが、これを公募と言えるのかどうかは大きな疑問です。こういったことが原因で、「高輪ゲートウェイ」という駅名の評判はすこぶるよくないようです。

公募の第1位は「高輪」でし。新駅の駅名を「高輪」にしていれば、評判は悪くなかったのかもしれません。しかし、この「高輪」に無理やり「ゲートウェイ」というカタカナ表記をくっつけたことで、評判の良くない名称となりました。新駅開業と同時に周辺地域の再開発が行われますが、JRがそのディベロッパーに配慮して「ゲートウェイ」の名称を追加したかもしれません。

新駅の開業に合わせて「グローバルゲートウェイ品川」という再開発プロジェクトが行われます。この他にも様々な再開発事業が行われますが、駅名に「ゲートウェイ」という名を入れることで、新駅と同時に実施される再開発事業もPRされることになります。JR東日本の無理なネーミングの原因はどうもこの辺にあるのかもしれません。

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