ゲノム編集食品とは!?年内にも食卓へ!?


今回注目の記事は、ゲノム編集食品とは!?年内にも食卓へ!?です

現在、医学、薬学の世界で「ゲノム編集」の話題が世界的に喧伝されています。

日々のニュース情報や情報媒体などでも色々な情報やトピックスが掲載され一般の我々の目に飛び込んできます。

最近では中国で人間の受精卵における「ゲノム編集」による新生児(双生児)を誕生させ、中国政府もそれを認めたというニュースが世間を賑わせました。

このゲノム編集に関しては「DNAを持つ生物」全てが対象となることから、農業分野にも進出してきています。

我々が口にする野菜類なども同じです。

今年2019年中にもゲノム編集した食材が私たちの食卓に上る可能性が高くなってきたことから、今回はこの話題に関してご紹介したいと思います。

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そもそも「ゲノム編集」と「遺伝子組み換え」の違いは?

一般的に、「遺伝子組み換え」と「ゲノム編集」を混同して使用している記事を見かけたりしますが、これは明らかに間違いです。

同じDNA(デオキシリボ核酸)を触ることには違いなく、遺伝子工学の領域になります。読者の皆さんは、既にご存知だと思いますが、DNAは二重らせん構造をしており、この構造が各種遺伝情報を担っています。

そこで、この遺伝子(対:つい)の途中に外から異なった性質の遺伝子を組み込むことを「遺伝子組み換え」と呼んでいます。

歴史的には、この遺伝子組み換えの方が古く実施されています。

遺伝子組み換えに関する技術は農業分野で広く採用されている方法ですが、組み替えるDNA自体の位置が不正確であり、ある意味運任せの状態にあります。

しかし、農作物に関して、研究者のたゆまぬ努力と歳月により、2016年末においては、ジャガイモ・大豆・トウモロコシ・綿など8農産品に及び309品種が厚生労働省によって安全性を確認されている状態になっています。

これらの農作物は、一部食用材料の原料にもなっており、製品を示す原材料欄には「遺伝子組み換え○○」という文言を消費者向けに示すよう記載しなければならなくなっています。

では、最近注目されている「ゲノム編集」というものはどういう技術なのでしょう。

ゲノム編集という技術は特定の遺伝子を外から特定の場所を指定して組み込むことが可能になっています。

さらに、ゲノム編集では、特定の指定する遺伝子に人工的な変異を起こさせることもできる技術を言います。

このような技術は、農作物に限らず家畜などにも応用され、短期間に的確に低コストで期待する生産物を作り上げることが出来るようになりました。

遺伝子組み換え技術単体の時には、外来遺伝子が二重(重なり合って)に入ってしまったり、思わぬ場所に結合することで予期せぬ生産物が出来てしまったことが多々ありましたが、ゲノム編集技術の向上でその弊害も克服できました。

ゲノム編集に求められること

ゲノム編集による農作物に求められることとして、例えば各種耐性遺伝子の獲得です。

過去各種の除草剤が散布されてきましたが、農作物の種類によれば、その除草剤に反応し枯れてしまう場合もありました。

そこでこのゲノム編集技術で、除草剤に対する耐性を獲得することでその心配がなくなる場合が出てきました。

また、病害虫に強い農作物を作るために、この耐性を獲得させる研究も日進月歩で進められています。

さらに技術が進み、ゲノム編集のターゲットとするDAN部位に対してゲノム編集することで、それを契機に突然変異を起こさせることが出来ます。

一般人の我々からすると「突然変異」という言葉がエキセントリックに聞こえるかもしれませんが、この突然変異の株をまとめて栽培して行くことで新たな品種が生まれてきます。

ゲノム編集では人為的に多くの突然変異を発生させることが出来、突然変異後にはゲノム編集の痕跡も無くなってしまうようになります。

ゲノム編集でできた突然変異株の問題

ゲノム編集で誘導された突然変異による新種㈱株ついての問題です。

その新種は、自然界で発生した突然変異株であるように扱われますが、あくまでもゲノム編集により発生させた突然変異株である事から、その安全性が問題になります。

農作物のDNAそのものが人体に与える影響はないとの知見が多く出ています。

しかし、本当に今後ゲノム騙取により生まれてくる変異株のDNAがそうなのかという問題は必ずしも立証されていません。

今後、人間が摂取することによる有害事象などの検証もなされることだと思われますが、2019年の今の段階では少し早いように考えられます。

食味を良くする、長持ちするという単純な目的のためにゲノム編集という技術が活用される突然変異に関して、もう少し合理的且つ理論的に進められるべきではないかと考えます。

まとめ

今後の世界規模での人口増加、それに対応する食糧危機を乗り来るためには、このゲノム編集の技術は欠くべからざるものになることは確かですが、拙速に物事を運ぶには問題が大きいように考えます。

人類の叡智を傾け研究に取り組んでほしいものです。

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