北米自動車ショー2019とは!? アメリカデトロイト開催


今回注目の記事は、北米自動車ショー2019とは!? アメリカデトロイト開催です

世界5大モーターショーというのをご存知でしょうか。

東京モーターショー、フランクフルトモーターショー(ドイツ)、サロン・アンテルナシヨナル・ド・ロト(スイス)、モンディアル・ド・ロトモビル(フランス)、そして北米自動車ショー(アメリカ)、以上の5つを指して、世界5大モーターショーと称されています。

モーターショーの歴史は古く、今から100年以上も前の1898年には、フランスはパリで世界初のモーターショーが開催されました。

日露戦争の6年前と言えば、その歴史の積み重なりが想像しやすいでしょう。

さてそれから、世界的にモータリゼーションが進み、それとともにモーターショーの規模、期待される役割も変わってきています。

単なる新型車の展示だけではなく、コンセプトカーや新技術の発表を行い、近い将来の車社会を感じさせる。

モーターショーに求められるのは、そういった「革新」にあるとも言えるのです。

そんなモーターショーの中でも、特に世界的な規模で開催され、かつ重要とされるのが「北米自動車ショー」です。

今回はその北米自動車ショーについて、ショーの特徴やこれからについて、ご紹介していきます。

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北米自動車ショーとは?

アメリカ・デトロイトで行われるこのショーは、正式には「North American International Auto Show(NAIAS)」といい、通称ではデトロイトオートショー(欧米ではモーターショーではなくオートショーという)と呼ばれています。

毎年一月、気温は氷点下が当たり前のデトロイトにて開催されます。

なぜこの北米自動車ショーが、数あるモーターショーの中でも重要な位置づけにあるのでしょう。

そこには、デトロイトという都市と自動車産業との、密接な繋がりが関係しています。

デトロイトは、1世紀も前から自動車とともに栄えてきました。ゼネラルモータース、フォード、クライスラー。

かつてビッグ3と呼ばれたこれらの企業に牽引され、街は世界的な自動車工業都市として発展を続けてきたのです。

近年ではその発展にも翳りが見え始めているものの、モーターシティと呼ばれたデトロイトには、今でも自動車の街というイメージが強いと思います。

そんなデトロイトで開催されるモーターショーですので、世界的な注目が集まるのも、必然と言えるでしょう。

また、前述の通り、北米自動車ショーは毎年一月に開催されます。

そのため、新しい年の幕開けを祝う、いわば自動車産業における新年会のようなものでもあるのです。

もちろん今年も日本から、各自動車メーカーが参加しています。

日産は海外向けの高級車「インフィニティ」の新コンセプトカーを発表。トヨタ自動車は市販モデルとして「スープラ」の新型を初公開する予定です。

レクサスもツードアクーペ「RC」の高性能グレード「RCF」を世界初公開。

などなど、日本勢、またアメリカ勢の出展により例年通りの活況、といいたいところですが、今年は少しばかり、そうともは言えない状況となっています。

北米自動車ショーのこれから

その大きな要因の一つが、いわゆるドイツ御三家(メルセデスベンツ、BMW、アウディ)の出展見送りです。

なぜ、誰もが知るこれらのメーカーは、世界5大とまで言われる本モーターショーへの出展を見送ってしまったのでしょう。

これまで北米自動車ショーは、アメリカでの開催ということもあり、車の「力強さ」が人々の注目を集めてきました。

車自体の大きさや、排気量を競っていたとも言えます。

しかし時代の流れとともに、特にヨーロッパを中心にして、自動車に期待されるものは、強さや速さではなく、環境への配慮や、自動運転技術などの安全性の充実へと変わりつつあります。

そうした折、同じく毎年一月、ネバダ州ラスベガスでCES(Consumer Electronics Show)というショーが開催されていて、こちらは元々、電子機器のショーだったのですが、コンセプトカーの出展もあり、ヨーロッパのいくつかのメーカーは、発表の場をそちらへとシフトしていると考えられているのです。

また、これまで一月に行うこととしていた本ショーですが、来年からは6月に時期を移すとアナウンスされていて、つまり一月の開催は今年が最後となります。

その理由として、一月のデトロイトの極寒が車の展示に理想的でないこと、とされていますが、CESの存在も多分にあると言われています。

アメリカの強さの象徴でもあった自動車で発展し、モーターシティと呼ばれたデトロイトですが、一時期には財政破綻し、ラストベルト(錆びついた工業地帯)とまで呼ばれました。

しかしそれを乗り越え、街は活況を取り戻しつつあります。

ロボット産業やスタートアップ企業の進出、またビッグ3各社も雇用を拡大し、2018年に行われた北米自動車ショーにて、フォードモーターの創業家会長、ウィリアム・フォード氏はこう宣言しています。

「デトロイトは『カムバックした街』となった」

もちろん、デトロイトに限った話ではなく、これまでアメリカの強さの象徴でもあった自動車産業に対して、よりエコロジーへと向かう時代の流れもあります。

それに取り残されないよう、北米自動車ショーも少しずつ変化していくのでしょうか。

来年の開催に、注目が集まります。

まとめ

北米自動車ショーについて、これまでとこれからをまとめました。

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