子供がいる相手との再婚~現実は甘くない

子供がいる相手との再婚~現実は甘くない

あなたが今独身者で結婚を考えているとします。あなたの周りに異性は何人いますか?

例えば会社、学生時代の友人、近所の人などです。結構多い人もいると思います。

そのうち、自分が結婚してもいいなと思う年齢の幅に収まっている人は何人いますか?

更にその中で未婚の人は何人いるでしょう。そして、その中に相手も結婚を考えているタイミングの人は? ここまで来るとかなり少なくなっているのではないでしょうか。そして、その中で、結婚相手として自分の条件に合う人(容姿、居住地、年収など)はどれくらいですか?

さて、こう考えてみると、実は結婚相手というのは、極めて少ない選択肢の中から選ぶことになることがわかると思います。数多い条件の大部分は満たしている素晴らしい異性が万が一いたとしても、相手が結婚を考えていない人だったり、少なくとも今は考えられないという人であれば、タイミングという要素だけで結婚の対象とはならないわけです。

山のような選択肢の中から、自分の基準や想いだけで一方的に結婚を決めることができるのであれば、焦らずじっくり、間違いのないように結婚相手を吟味できるかもしれませんが、条件面で妥協があったり、相手の気が変わらないうちに結婚しようというタイミング面で急いだりすることもあるでしょう。

結婚というのは、様々な要因が絡み合った中での奇跡的な出会いであり、それは実は極めて限られた範囲での選択になるので、結婚してから様々な対立が発生し、その修復が困難となる場面が発生するのは、ある意味当然の帰結のような気もします。

ですから、私は離婚の発生は自然なことであると思います
お互い離れたくて仕方ない環境に無理して居座る必要はないと考えています。そして、離婚は「家族のメンバーチェンジ」として前向きにとらえています。離婚経験者として言えることは、「子供のために、子供が大きくなるまでは仮面夫婦でもいいから離婚しない」という意見には賛成しかねます。親のエゴで刺々しい夫婦の間にいる子供の悲しい顔を想像してみてください。それよりは、たとえ母子家庭や父子家庭でも、苦痛から解放されて前向きに生きている親の下で育つ方が、子供は親から学ぶことも多く、そして親子の結びつきも強くなります。

もちろん、安易な離婚を推奨するつもりは毛頭ありません。ただ、苦悩に満ちた夫婦関係を無理して維持するメリットはないということ、そして離婚を選択せざるを得なくなっても、前向きに捉える方が充実した人生を送ることができるとお伝えしたいのです。

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私は、子供がいる女性と再婚しました。

もちろん、出会った当初から、子供がいることは知っていました。そして、付き合いだした当初(子供と会う前)から、もしもうまくいけばこの人と結婚するかも知れない、その場合は当然、子供と一緒に暮らすことになるということも認識していました。反対に言うと、その程度しか考えていなかったのです。

付き合い始めて何か月かして、子供と会うことになりました。当時、小学校4年生の男の子。やさしく素直な感じの子供でした。ただ、2~3度会った時点で、勉強が苦手だということは直感でわかりました。そして、再婚して一緒に住み始めると、私は非常に苦しむことになります。今でもそうです。結婚相手と同じで、一緒に住んで初めてわかることって、本当に多いです。

何でこんな風に育ってしまったのか、何でこれを許してきたのか、これでいいと思っているのか。そして、子供のことについて妻と数えきれないほどの喧嘩をしました。すべてにおいて衝突が発生しました。そして、私は心療内科に通うほどに悩みました。

ぜひ、子供がいて再婚を考えている女性に心にとどめておいてほしいことがあります。あなたの子供は、再婚相手から見ると「自分の子」ではありません。
その子供を受け入れるというのは、本当に覚悟のいることです。
そして、あなたが考えている以上に難しく、複雑に感情をもたらします。そんな簡単にあなたが自分の子供に接するように接することはできないし、自分の子供に対する愛情とイコールの感情は持てないのです。中には、まったく自分の子供と同じような愛情を持ち、接することができる素晴らしい男性もいるかも知れません。しかし、そんな男性でさえ、内心では相当苦しみ、様々な葛藤があるはずです。そして、男性とあなたの子供との関係は、当然夫婦関係にも大きな影響をもたらします。男性とあなたの子供がいかに良好な関係を持てるか、これは男性単独の努力では到底実現しません。あなたが、いかに積極的に関わるか、両方の気持ちを推し量って間を取り持つかにかかっています。

ぜひ、再婚前や再婚直後は、子供と再婚相手である男性の関係をいかに構築するか、そのことに最大限の努力をしてください。あなたは新しい家族で、子供のことも再婚相手のこと両方をよく知っている唯一の存在なのです。

そのことが、新しい家族が幸せになるかのカギを握っていると言っても過言ではないでしょう。

子連れどうし、または子連れの人と結婚してできた家族を「ステップファミリー」と呼ぶのは、知っている人も多いでしょう。

ある統計によると、結婚をした男女の約25%が再婚だと言います。

意外に多いと思いませんか? 4人に1人は再婚で、増加傾向にあります。そのうちどれくらいが「子連れ」再婚かはわかりませんが、再婚の比率が高まっているわけですから、子連れ再婚も増加していると言っていいでしょう。

古い価値観をお持ちの方は、子連れ再婚について否定的に考える人もいるようですが、4人に1人が再婚組であるわけですから、家族の在り方というのは多様化してきており、子連れ再婚も決して悪いことではないでしょう。

以前も書きましたが、「子供のため」という思い込みで、仮面夫婦を貫くことが果たして本当に子供のためになっているのかということに冷静に思いを馳せると、たとえば「パートナーをチェンジする」という発想で、一度離婚をしていい相手が見つかって再婚した方が、より幸せになれることもあると思います。限りある人生ですから、大きな決断をしてより幸せになるために行動するということは、決して悪いことではありません。

もちろん、離婚によって失うものもありますし、様々な面で負担になることもあるでしょう。
しかし、私はこう考えます。
つらい結婚生活を継続しても、失うものはありますし、様々な負担が生じます。そして、何も失わずに、すべてに満足のいく選択などあり得ません。ですから、自分の人生の選択肢は多く持つべきですし、その様々な選択肢の中で、自分や子供が本当に幸せになる道を選ぶべきだと思うのです。そして、一度選択した道を選択しなおすことがあっても、いいのではないのかと思うのです。

ただし、その新たな選択は慎重でなくてはいけませんが、臆病になってはいけません。確固たる決心と覚悟で選択することが大切なのです。その決心や覚悟があってこそ、今度は本当に幸せな家族を築くことができるのだと考えます。離婚前の夫婦関係で失敗したことを真摯に反省し、そして、二度と同じことを起こさない誓いをし、または同じことを起こさないであろう相手を見極め、慎重かつ確実な一歩を踏み出してもらいたいのです。

最悪なのは、なんとなく離婚してなんとなく再婚することです。これではあまりに自分に、子供に対して無責任です。離婚や再婚は人生の大きな岐路なのです。自分と子供の真の幸せのために、他人の意見や世間体に惑わされることなく進んでほしいと思います。

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