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バレエにちょっと詳しくなろう!世界のバレエ事情(ロシア編)

みなさんが思い描く「THEバレエ」のエッセンスは、すべてロシアバレエが源泉といって過言ではありません。

「白鳥の湖」を初めとする有名な古典バレエのふるさとはロシアなのです。

「白鳥の湖」を産んだ時代から現代まで、ロシアはバレエの王国でありつづけています。

そんなロシアを代表するバレエ団といえば、モスクワを拠点とするボリショイバレエとサンクト・ペテルスブルクを拠点とするマリンスキー(旧キーロフ)バレエです。

どちらも世界的に最高水準のバレエ団ですが、二つのバレエ団の個性ははっきりとした違いがあります。

ボリショイバレエはとにかくダイナミックさが特徴。特に男性舞踊手の踊りのダイナミックさはボリショイバレエならではのものです。

「ボリショイ=大きい」という意味なのですが、本拠地であるボリショイ劇場の舞台はとても広い!

その広い舞台せましとダイナミックな踊りを夜な夜な繰り広げています。

一方マリンスキーバレエは、ロマノフ王朝の都であったサンクト・ペテスルブルクで皇帝の庇護のもとに発展した歴史を持つバレエ団。

「眠りの森の美女」も「白鳥の湖」もこのバレエ団で初演をされたのです。

典雅で優雅な舞台が特徴です。

厳格なワガノワ・メソッドに則ったバレリーナの優雅な踊りは他のバレエ団を圧倒するものです。

近年ではこの二つのカンパニーの交流も進み、同じ公演で二つのバレエ団のダンサーの踊りを楽しむ機会もロシア国内外で多々あります。

ソチオリンピックの開会式・閉会式の、スヴェトラーナ・ザハロワやディアナ・ヴィシニョーワらロシアバレエの名花を惜しげもなく披露した、バレエ王国ロシアの面目躍如の演出は、世界中の人々の記憶に残るものとなりました。

バレエにちょっと詳しくなろう!世界のバレエ事情(アメリカ編)

アメリカを代表するバレエ団といえば、ニューヨークシティバレエとアメリカンバレエシアターの2つです。

ニューヨークシティバレエはその名の通りニューヨークのステイツシアターを、アメリカンバレエシアターは同じくニューヨークのメトロポリタンオペラハウスを拠点に活動しています。

また、ロシアから渡米した振付家ジョージ・バランシンによって創設されたニューヨークシティバレエ(NYCB)は、アメリカンカルチャーの象徴的存在と言われています。

バランシンは1933年の渡米から1983年に没するまで、音楽性に溢れる流麗なステップのバレエをニューヨークシティバレエに作り続けました。

特に作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーとのコラボレーションにより作り上げられた作品は、バレエ史に燦然と輝く名作揃いです。

バランシンの作品は今日世界中で上演されていますが、「音楽を純粋に視覚化」したと評される、スタイリッシュなバランシン振り付けのバレエは、クラシック音楽好きならずとも1度は見ておきたいものですね。

アメリカンバレエシアター(ABT)の特徴は何といってもその舞台のグラマラスさです。

アメリカンバレエシアターには世界中から集ったスターダンサーが多数在籍しています。

公演全てがガラパフォーマンスのごとき華やかさです。

そして、アメリカンバレエシアターのレパートリーは、バランシンの作品を主なレパートリーとするニューヨークシティバレエと比してはもちろん、世界中のカンパニー中で一、二を争う広さであることも特筆すべき点です。

「バレエの博物館」と自負する所以です。

どちらのバレエ団にも言えることは、アメリカという国を象徴するような陽気さを随所に感じるところでしょうか。

バレエにちょっと詳しくなろう!世界のバレエ事情(イギリス編)

シェイクスピアの国イギリスは、バレエにもそのお国柄が現れています。

イギリスを代表するバレエ団といえばロイヤルバレエですが、やはり数多くの「演劇的バレエ」のレパートリーを誇っています。

「演劇的バレエ」とはどんなものかと言いますと、バレエと言う動きによってストーリーのみならず人間の感情の機敏をも表現するものです。

ロイヤルバレエによって演じられる「演劇的バレエ」を見たらば、バレエの動きとはこうも情感溢れるものなのか、とバレエに対する認識を新たにすることとなるでしょう。

このような「演劇的バレエ」を多数作った振付家もまた、イギリスから輩出されました。

フレデリック・アシュトンとケネス・マクミラン、そしてジョン。クランコがその代表格ですが、三人とも後世まで残る名作を残した20世紀の巨匠でもあります。

アシュトンの演劇的バレエ代表作と言えば「シンデレラ」、「リーズの結婚」です。

どちらも細やかなステップに感情の機敏がたっぷり含まれています。

マクミランの振付は、人間の感情の美しい面だけはなく陰惨さからも目を背けることなく激しいトーンでバレエで表現し尽くしています。

マクミランと言えば何といっても「ロメオとジュリエット」と「マノン」でしょう。

両作品ともにバレリーナが踊ることを熱望する、圧倒的にドラマチックなバレエです。

ジョン・クランコはマクミランとは違い、人間の感情のほのかなうつろいを鮮やかに表現した「オネーギン」や「じゃじゃ馬ならし」などの佳作を世に残しました。

40代という若さで世を去ったのが惜しまれます。

そして21世紀の現在でも、このような演劇的バレエの佳作は、バーミンガム・ロイヤルバレエの芸術監督であるデイビット・ビントリーによって作り続けられ、世界のバレエファンに愛され続けています。

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