バレエのフランスと日本の事情とは?

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バレエにちょっと詳しくなろう!世界のバレエ事情(フランス編)

「王は踊る」という映画をご覧になったことがある人もいるでしょう。

映画の主人公は十七世紀フランスに「太陽王」として君臨したルイ14世です。

そのルイ14世がバレエを踊ることを熱愛したため、フランスには王立の舞踏アカデミーが設立されました。

そしてそれがフランスを現代に至るまでバレエの都と位置付けるきっかけとなりました。

21世紀の現在でも、フランスのパリオペラ座バレエ団は、世界に冠たるバレエの殿堂で有り続けています。

パリオペラ座への入団は、世界のバレエ団の中でも最高級に難しいため、ダンサーは皆俊英揃いです。

そしてバレエ団には6段階にも別れた階層制度があります。

その選び抜かれたダンサー達の最上位、エトワール(フランス語で「星」という意味)の位は、フランスではバレエ界のみならず社会的にも高い地位とされています。

エトワール達の踊りは、文字通り天上の星々が地上に降り立ったかのごとき煌めきがありますが、特に1980年代半ばから世紀をまたぐ頃にかけて活躍した、ルドルフ・ヌレエフが育て上げたエトワール達の煌めきは、類を見ないほどに傑出したものでした。

またフランスは、振り付けの世界でも類い希なる星々を世に送り出しています。

19世紀にロシアで「眠りの森の美女」や「白鳥の湖」をはじめとする作品を創り、古典バレエの父と言われるマリウス・プティパは実はフランス人なのです。

また、20世紀になってからは、バレエに哲学や思想を持ち込み、男性ダンサーの魅力を前面に現すことでバレエの新たな境地を切り開きモーリス・ベジヤールや、いかにもフランス的なエスプリの効いた作品で愛されたローラン・プティが代表的な振付家として挙げられます。

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バレエにちょっと詳しくなろう!世界のバレエ事情(日本編)

今から100年ほど前、G.Vローシーというイタリア人によって日本にバレエが紹介されました。

ここでは日本のバレエ団や日本人ダンサーをご紹介します。

まず日本では主にダンサー、特に名バレリーナ達によって設立されたバレエ団が数多く存在します。

代表的なバレエ団として、牧阿佐美バレエ団、松山バレエ団、スターダンサーズバレエ団、小林紀子バレエシアター、そして熊川哲也さんによって設立されたK-BALLETがあります。

チャイコフスキー記念東京バレエ団は、舞台プロデューサーである佐々木忠次氏により設立されました。

これらのバレエ団はそれぞれ特色溢れるレパートリーを誇っています。

また、1997年の新国立劇場の開場に併せ、新国立劇場バレエが設立されました。

このバレエ団は海外の多くのバレエ団がそうであるように、専用の劇場(オペラハウス)を拠点として活動をする、日本で初めてのバレエ団です。

毎年10月~翌年7月までがシーズンとなっており、その期間には数々の演目の公演をこなします。

1974年に森下洋子さんがヴァルナ国際コンクールで金賞を受賞して以来、世界のバレエ界で日本人ダンサーのめざましい活躍は続いています。

前述の熊川哲也さんは日本人で始めて英国ロイヤルバレエのプリンシパル(最高位)ダンサーに昇りつめました。

胸のすくような回転と空中にとどまっているかのような跳躍でバレエ界を席巻しました。

同じ英国では、吉田都さんはバーミンガムロイヤルバレエでプリンシパルに昇進した後にロンドンのロイヤルバレエに移籍、長くロイヤルバレエの名花として活躍されました。

最近ではスウェーデンロイヤルバレエ団に所属の木田真理子さんがブノワ賞という大きな賞を獲得されました。

彼女はマッツ・エックという、稀代の振付家のジュリエットの舞台が評価されての受賞とのことですので、日本でもぜひ上演の機会があるとよいですね。

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