QRコード決済のメリットとデメリットは!?

ウーバー(UBER)

QRコード決済のメリットとデメリットは日本では現在18%~20%程度のキャッシュレス決済比率を2027年には40%に上昇させるというキャッシュレス化の方針が政府によって発表されています。

この動きの中で重要な役割を担いと期待されているのがQRコード決済ですが、以下でそれについて解説します。

QRコード決済とは何か!?

QRコード決済とは、QRコードを使って商品やサービスの決済(代金の支払)を行う方法のことです。

QRコードとは、主に正方形の形をしていて、中に四角形のドットを配列することで文字や数字を表現するものです。

従来のバーコードは横方向(一次元)にしか情報を記録できませんでしたが、QRコードは縦軸と横軸があり、平面(2次元)で情報を記録でき、情報量はバーコードの数十倍~数百倍程度になります。

QRコード決済には、主に店舗が提示するQRコードを利用者がスマホなどで読み取る方法と、利用者のスマホアプリに表示されたQRコードを店舗が読み取る方法の2つがあります。

利用者はQRコード決済アプリに予めクレジットカードや銀行口座を登録しているため、現金がなくても買い物が可能です。

店舗はスマホやiPadなどのコードレス端末に店舗専用アプリをインストールして、QRコードの提示や利用者のQRコードの読み取りを行います。

スマホアプリの使用には、インターネット環境の整備が必要ですので、店舗側ではQR決済の導入に当たり、インターネット環境の整備が必要です。

バーコードのようにレーザーセンサーを導入する必要がなく、導入に係る初期費用が少ないので、QRコードは急速に普及しています。

QRコードなどのモバイルペイメントの利用率は日本は6%、アメリカが5.3%、中国が98.3%です。

この数字を見ると、中国でQRコードの利用が浸透し普及率が高くなっていることが分かります。

日本でもQRコードの普及促進が勧められていますが、この背景には外国人観光客の4分の1を占める中国人の多くがQRコード決済を希望していることがあります。

QRコードを利用するメリットについて

QRコードを導入することのメリットとしては、まず、利用者にポイントを付与することによって集客力がUPします。

例えば、利用者が日本のQR決済アプリ「楽天ペイ」を利用すると、「楽天スーパーポイント」が付与されます。これによって、店舗側は簡単に顧客の囲い込みができます。なお「楽天スーパーポイント」は楽天が付与するので、ポイント付与による店舗側の負担はありません。

また、QRコードの導入することで売上げの記録が正確に把握できるようになりため、売上げのデータ化が簡単に行えるようになります。

月末の集計作業も楽になります。

売上データのデータ化が容易になれば、いち早く売上げの変化を掴むことができるようになり、店舗の経営にも良い影響を与えます。

QRコードを活用すれば、顧客に店舗独自のクーポンや広告を配信できるようになります。

LINEペイの場合、利用者はLINEアカウントを持っていますので、店舗側は利用者のLINEアカウントを簡単に把握できます。

そして、そのアカウントにクーポンや広告を配信することができます。

クレジット決済の場合、決済のために店舗の店員が一度クレジットカード利用者から預かることが多いので、暗証番号などのカード情報が漏洩する可能性が高くなります。

一方、QRコードの場合にはそういったことがないので、QR決済の方がクレジットカードよりも安全性が高くなります。

QRコードを利用するデメリットについて

利用者側から見たQRコードを利用するデメリットとしては、まず、まだまだ利用できる店舗が少ないことが上げられます。

QRコードの認知度は現在のところそれほど高くなく、まだまだ利用できる店舗は限定されています。

QRコード決済に対応している店舗が多ければ多いほど、QRコード決済の利便性は上がりますので、利用できる店舗の数が少ないとその使い勝手は悪くなります。

QRコード決済はスマホがないと利用できません。

総務省が行った調査によると、2016年におけるスマホ保有率(個人)は56.8%と、まだまだ4割程度の方がスマホを持っていません。

また、スマホを持っていたとしても、携帯していなかったり、携帯していても電源が切れていたりするとQRコード決済は行えません。

この点、そういった問題が発生しない現金決済と比較すると、QRコード決済は使いづらいことになります。

店舗側から見た場合、QRコード決済のデメリットとしては、まずQRコードのすり替えリスクが発生することが上げられます。

例えば、中国では、自転車に貼り付けたQRコードを読み込んでレンタル料を徴収する「Mobike(モバイク)」というシェアサイクルサービスが展開していますが、QRコードを偽造コードに貼り替えて第三者の口座にレンタル料を入金させるという事件が発生しています。

その他、日本を訪れる外国人観光客のうち、中国人はQRコード決済をよく使いますが、中国人以外の観光客外国人観光客はクレジットカード決済が主流です。

店舗の決済をQRコード決済にしてしまうと、中国人観光客には便利であってもそれ以外の国の観光客には不便をかけ、全体としてその店舗の評価が下がってしまうことがあります。

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